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スタントで危険なのは寝不足とストレス!CG、ワイヤー一切ナシの『アルティメット』主演俳優が語る!

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ダヴィッド・ベル(左)映画『アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ』より
ダヴィッド・ベル(左)映画『アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ』より - (C) 2008 EUROPACORP-TF1 FILMS PRODUCTION-CIBY 2000

 現在DVD&ブルーレイが発売中の映画『アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ』に出演するダヴィッド・ベルが電話インタビューに応じてくれた。

映画『アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ』

 前作から3年後のパリ、隔離された犯罪多発地区・バンリュー13を舞台に、暴走刑事ダミアンとバンリュー13で生まれ育った前科者レイトが理不尽な権力に立ち向かう痛快アクション。リュック・ベッソンが脚本を執筆し、プロデュースも手掛けていることでも注目を集めた作品だ。

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 「兄がフランスのアクターズ・スタジオの授業料を払ってくれて、僕を通わせてくれたのが業界に入るきっかけだった。エージェントと契約したんだが、最初のうちはテレビ映画ばかりで、劇場映画にはまったく出演していなかった。ところが、あるときリュック・ベッソンと出会い、映画『アルティメット』の脚本をもらった。それから何もかも変わったんだ」とデビューのきっかけを話すダヴィッド。

 またベッソンの魅力については「彼の第六感は、いつ誰をテストすればいいかわかっているんだ。正直言って、わずかな俳優経験しかなかった僕は、自分を俳優として見ることさえできなかった。だが彼のおかげで映画という天職に就くことができたんだよ!」と絶賛する。CGやワイヤーアクションを使用しないことで有名な『アルティメット』シリーズ。ダヴィッドは「派手で大きなスタントをやるときではなく、むしろこんなのは簡単、まったく問題ないよと気を抜くときが一番危ない。それと寝不足やストレスも危険だよ」と語る。

 ダヴィッドは前作『アルティメット』で日本を訪れたことがある。「1作目は日本でもしっかり評価してもらった。数人の日本人プロデューサーとも出会ったし、今度このシリーズを、日本で撮ってみたいと思わせてくれた。それに日本の建物なんかを見ると、ここで素晴らしい映画が撮れるかもしれないと思った。また行きたいな!」と懐かしそうに回想した。ちなみにベッソンにインタビューした際、日本映画とすしが大好きだと言っていた。ひょっとしたらシリーズ第3弾は日本が舞台になるかもしれない。(取材・文:細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

映画『アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ』はアスミック・エース エンタテインメントより発売中(税込み:DVD 3,990円 ブルーレイ 4,935円)

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