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短編アニメ候補と短編映画候補の上映 今年は国際色だけでなく手法も豊か

第82回アカデミー賞

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短編アニメ賞上映に集まったアニメ監督やプロデューサー陣
短編アニメ賞上映に集まったアニメ監督やプロデューサー陣 - Greg Harbaugh / A.M.P.A.S.

 第82回アカデミー賞で短編アニメーションと短編映画部門にノミネートされた作品が、ロサンゼルスの映画科学技術アカデミーで上映され、監督やプロデューサーたちの舞台トークが行われた。

 短編アニメ部門では、それぞれアニメの手法がまったく異なり、視覚的にもストーリー的にもオリジナリティーの高い作品が目立った。今年の長編アニメーション候補のラインアップを見ても同じことを感じたが、アニメ業界全体がブレークスルーを体験していると思った。

 また実写部門では、さまざまな国の作品が選出されており、一晩で多くの国の文化や視点に一揆に触れることができるという国際的なラインアップとなっていた。

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 この短編映画と短編アニメの部門は新人監督たちの登竜門的存在。そのため、今回のノミネーションは彼らのキャリアにとって、格好のチャンスとなる。

上映された作品は下記の通り。(取材・文:こはたあつこ / Atsuko Kohata)

短編アニメーション候補作品

「French Toast」
Fabrice O. Joubert (監督・脚本)(フランス)
「Granny O’Grimm’s Sleeping Beauty」
Nicky Phelan (監督)(アイルランド)
「The Lady and the Reaper」 (La Dama y la Muerte)
Javier Recio Gracia (監督・脚本)(スペイン)
「Logorama」
Nicolas Schmerkin (製作総指揮)(フランス)
「A Matter of Loaf and Death」
Nick Park (監督・共同脚本)(イギリス)

短編映画部門

「The Door」
Juanita Wilson (監督・脚本)(アイルランド)
「Instead of Abracadabra」
Patrik Eklund (監督・脚本)(スウェーデン)
「Kavi」
Gregg Helvey (監督・脚本・製作)(アメリカ)
「Miracle Fish」
Luke Doolan (監督・脚本)(オーストラリア)
「The New Tenants」
Joachim Back (監督)(アメリカ・デンマーク)

第82回アカデミー賞授賞式は現地時間3月7日(日本時間8日)開催!日本では、WOWOWが3月8日に生中継

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