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綾瀬はるかは人見知り!? 超豪華キャスト集結の映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』がクランクアップ!

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緊迫のワンシーン-映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』より
緊迫のワンシーン-映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』より

 13日、藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみほか超豪華キャストが出演する『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』がクランクアップを迎えた。クランクアップに先立ち、3日、撮影現場がマスコミに公開され、会見が行われた。

映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』特報

 本作は2008年の「このミステリーがすごい!」に選ばれた米澤穂信の同名小説の映画化作品。ホリプロ50周年記念作品ということで、北大路欣也、片平なぎさ、武田真治、石井正則、阿部力、藤原竜也、平山あや、綾瀬はるか、石原さとみという豪華キャストの夢の共演が実現した。また、今作には「キャンパスター★H50withメンズノンノ」でグランプリに選ばれ、抜てきされた大野拓朗も出演している。

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 スタジオに再現された「時給1,120百円=11万2千円、実働7日間の簡単なアルバイトです」という謎の求人広告に釣られ、10人が集まったという「暗鬼館」のセット。その中央に置かれたテーブルの上には、豪華な食事と10体のインディアンの人形……。この日、そんな奇妙なシチュエーションの中で、出演者全員が顔を合わせる最後のシーンが撮影された。テーブルを囲む10人に、ルールを説明する甲高い声……。撮影は、そのスリリングな内容を体現するかのように緊張感たっぷりに行われ、監督が新人の大野を含め、キャストそれぞれに丁寧に演技指導する姿を見ることができた。

 会見が始まると、さっきまでの撮影の緊張した雰囲気は一転。同じ事務所といっても、あまり顔を合わせる機会がなかったことを、口をそろえて明かしてくれたキャストの面々だが、綾瀬が「同じ事務所ということで、勝手に親近感がわいて、アットホームな感じがしました」と言う通り連帯感のにじみ出る、楽しい会見となった。

 片平はその居心地の良さを「みんながすごく優しくて、年を取って良かったと思えました」と表現。すると北大路が、平山からセリフで「『違和感ありまくり』なんて言われましたが、撮影現場に通うのが楽しみでした」とみんなを沸かせ、すかさず武田が「怖いイメージのある北大路さんですが、おちゃめで明るいところがあるのでそれを広めていきたいです」とコメントするなど、その連帯感は折り紙付き。

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 同じ「ホリプロタレントスカウトキャラバン」出身の綾瀬、石原、平山にそれぞれの印象を聞いてみると、綾瀬は二人を「姉妹みたいに感じています」とコメント。そんな綾瀬に、石原と平山が「綾瀬さんは人見知りだと思っていたんですけど……」と発言。先輩にも後輩にも人見知りだと思われていた綾瀬だが、その後二人も「たくさん話し掛けていただいて……」と綾瀬の人見知り説を否定。北大路は、そんな3人がストーブを真ん中に毛布をかぶって楽しそうにおしゃべりしていたことを明かしてくれた。

 また、元建築会社社長を演じる北大路が「実際(自分はこのメンバーにとって)違和感ありまくりなんじゃないかな」とその役柄と自分を混同させると、昨年再婚したばかりの石井が、「今は幸せですよ」と強調しながら、「妻と別居中の役なのですが、わたしも以前妻と別居したことがあるので、非常にリアリティーのある演技ができました」と明かした。このほかにも、「2時間ドラマの女王」片平がミステリーマニアの主婦を演じるなど、それぞれのキャラクターに合った役どころになっているようだ。

 中田監督が、「皆さん主役クラスのキャストですから、映画10本分って言うと大げさですけど、映画数本分の密度で撮った気がします」とその手応えを語った今作。密室に集まった豪華キャストの心理戦の行方に注目したい。

映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』は10月16日より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

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