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ミッキー・ロークがチンギス・ハーン役に意欲!ウォルター・ヒル監督との再タッグ映画は消滅

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ミッキー・ローク
ミッキー・ローク - Mike Marsland / WireImage / Getty Images

 5月7日からアメリカで公開される、映画『アイアンマン2』に悪役ウィップラッシュとして出演しているミッキー・ロークが、モンゴル帝国の初代皇帝チンギス・ハーンを演じるかもしれない。

 ミッキーが、アメリカのオーランド・センチネル紙に対して語ったところによると、1982年の映画『コナン・ザ・グレート』で知られるジョン・ミリアスが、監督と脚本を手掛ける新作映画で、ミッキーがチンギス・ハーン役を演じるとのこと。インタビューでミッキーは、「(ミリアスが執筆した『チンギス・ハーン』の)脚本を読んだんだ。なあ、わかるだろ。力強く、タフな作風で知られるミリアスが書いた脚本だぜ。『コナン・ザ・グレート』や『ダーティハリー』、『地獄の黙示録』の脚本を執筆した彼が、監督としてどのような仕事をするかも楽しみだね!」と語り、本作にかなり入れ込んでいる様子。

 映画では、1206年、40歳半ばのチンギス・ハーンが、いくつもの部族に分かれていたモンゴルの遊牧民たちを統一し、モンゴル帝国を築き上げたころの様子を、ハーンの息子や孫が回想するというかたちで描いていく。現在57歳で、アイルランド系の血をひく白人のミッキーが、モンゴルの偉大な英雄であるチンギス・ハーンを演じるとなると、かなりの異色作となることだろう。名優ジョン・ウェインが減量まで行ってチンギス・ハーン役を演じ、ファンからは大不評で駄作と評価された、1956年の映画『征服者』のようにならないことを祈りたいものだ。

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 また、ミッキーがウォルター・ヒル監督と『ジョニー・ハンサム』以来のコンビを組むと期待されていた、新作『セント・ヴィンセント』(原題)はどうやら映画企画が消滅したようで、インタビューで「(『セント・ヴィンセント』は)製作されない」と発言している。コン・リーの出演も決まっていただけに、ヒル監督との再タッグ映画が製作されないのはとても残念だ。

 映画『アイアンマン2』は2010年6月11日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国公開

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