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審査委員長ティム・バートン監督がイラン政府を批判【第63回カンヌ国際映画祭】

審査委員長ティム・バートン監督がイラン政府を批判
第63回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門の審査委員長を務めるティム・バートン監督 - Photo:Harumi Nakayama

 第63回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門の審査委員長を務めるティム・バートン監督はじめととする審査員が現地時間12日、記者会見を行った。

 審査委員は、英国女優ケイト・ベッキンセール、イタリア国立映画博物館デイレクター・アルベルト・バルベラ、伊女優ジョヴァンナ・メッツォジョルノ 、仏映画監督エマニュエル・カレール、プエルトリコ出身の俳優ベニチオ・デル・トロ、スペインの監督ビクトル・エリセ、仏作曲家アレクサンドラ・デプラ、インド監督シェカール・カプールの計9人。アイスランドの火山噴火の影響で到着が遅れたベッキンセール以外のメンバーは、前夜に会食して親交を深めたとあって、和やかな雰囲気。デル・トロは審査員という大役を与えられて己に気合いを入れたのか、珍しくこざっぱりとした短髪で現れた。

 この豪華メンバーのまとめ役となるバートン監督は「このメンバーと映画について毎日ディスカッションができるのかと思うとうれしい」と笑顔を見せた。またデル・トロも、名作『ミツバチのささやき』で知られるエリセ監督といつか仕事ができれば……と願っていたそうで「期間中の12日間で監督の電話番号をゲットしたい」と憧れの人へ熱いラブコールを送った。

 また記者から、今年3月にイラン政府に「不特定の犯罪」で拘束され、世界各国の映画人が解放を呼び掛けているジェファール・パナヒ監督についての質問もあった。バートン監督は「もちろん彼は解放されるべきだ。われわれは表現の自由に賛同する」と改めて、解放を呼び掛けていた。(取材・文:中山治美)


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