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妻夫木聡、極悪人を演じ深津絵里から大絶賛!「感動です」と大テレ!

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悪役でもイケメンに変わりなし! 妻夫木聡
悪役でもイケメンに変わりなし! 妻夫木聡

 俳優の妻夫木聡が24日、ザ・ペニンシュラ東京で行われた映画『悪人』の完成報告会見に出席し、今夜決戦を迎えるサッカーワールドカップ日本代表へエールを送った。また、共演者の深津絵里岡田将生満島ひかり樹木希林のほか、音楽担当の久石譲、原作者で本作の脚本も手掛けた作家・吉田修一、そして李相日監督も本イベントに参加した。

映画『悪人』写真ギャラリー

 本作は同名タイトルのベストセラー小説を映画化したヒューマンドラマ。20社以上が映画化に名乗りを上げ、争奪戦を経て現在の豪華キャストとスタッフが集結した。昨年の大河ドラマ「天地人」で今や国民的俳優となった妻夫木が、劇中で主人公の殺人犯・清水祐一というこれまでのイメージを覆すような悪人役を金髪姿で熱演している。妻夫木は本作に魅せられた理由について「原作を読んで、すごくやりたいと純粋に思った。初めて自分から望んでやらせてもらった作品です」と思い入れたっぷりな様子。役づくりのために長崎へ一人旅をしたり、土木作業員をやってみたりしたそうだが「祐一に近づこうと努力はしたけど、今でもあれで良かったのか答えを出せずにいる。後はお客さんがこの映画を観て、何が大事なのかそれぞれの中で答えを出してもらえればいいと思っています」と神妙な面持ちで語った。

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 また、妻夫木演じる祐一との許されぬ愛におぼれ、共に逃げることになるヒロイン・馬込光代役の深津は「今回のような力のある原作、いい監督が参加する作品に出会えたのは意味があると思っています」と誇りを持っている様子。そして3回目の共演となる妻夫木について 「(妻夫木は)いつも演じることにとてもまじめで、素直で、温かくて頭が下がります。今回は妻夫木さんが自分を追い込んで戦っているその姿からエネルギーをもらってわたしも演じていました」と絶賛。言われたほうの妻夫木は「感動です(笑)」と恐縮しきりだった。

 くしくも本日の深夜は、サッカーワールドカップで日本がデンマークとの対戦と控えている。日本にとって大勝負となる今夜の試合への思いを聞かれた妻夫木は「カメルーン戦のときは、家で一人で観戦しながら絶叫していました(笑)。デンマーク戦でも同じように勝ってほしいですね! 今回もできればオンタイムで応援したいです!」と笑顔でコメントしていた。

 『悪人』は第61回毎日出版文化賞、第34回大佛次郎賞をダブル受賞しベストセラーとなった芥川賞作家・吉田修一による同名タイトル小説を映画化した感動のヒューマンドラマ。ひとつの殺人事件をきっかけに絶望のどん底に突き落とされた人間たちが、善悪の葛藤(かっとう)の中でもがく姿を通して、「いったい誰が本当の“悪人”なのか?」を観る側に問い掛ける。

映画『悪人』は9月11日より全国公開

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