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4時間38分の圧倒的なストーリー!これが2010年版「罪と罰」?映画『ヘヴンズ ストーリー』

4時間38分の圧倒的なストーリー!これが2010年版「罪と罰」?映画『ヘヴンズ ストーリー』
映画『ヘヴンズ ストーリー』

 映画『感染列島』などの話題作を手掛けてきた瀬々敬久監督の4時間38分にも及ぶ最新映画『ヘヴンズ ストーリー』の公開が決定した。

 本作は、不条理な殺人という大きなテーマを軸に20人以上の人間がかかわる、全9章の物語。最近では映画『沈まぬ太陽』や『愛のむきだし』が長い上映時間で話題になったが、本作はそれらをはるかに上回る4時間38分。途中10分の休憩を挟むが、あまりに長過ぎるために一日に2回しか上映できないという力作だ。

 それだけ長い時間になったのにはもちろん理由がある。映画『感染列島』などこれまでも現実の事件にインスパイアされてきた瀬々監督が今回挑戦したのは、不条理な殺人が世界各地で起こり続ける現状。まるで2000年からの10年間を総括するような内容は、確かにこの長さでこそ撮ることのできたものだ。

 だが、これだけの長さでありながら、数多くの登場人物がかかわる構成の妙、江口のりこ、光石研、佐藤浩市、柄本明、嶋田久作ら隅々まで見逃せない豪華な配役、そして四季を映した映像などで飽きさせず、スクリーンでこそ楽しみたい画期的な作品になった。本作はぴあフィルムフェスティバルでもプレミア上映が決定しており、当日は瀬々監督をはじめとして寉岡萌希、長谷川朝晴、忍成修吾、村上淳、山崎ハコら主要キャストが総集合する。

 2000年代という時代を切り取った鬼才・瀬々監督の新たな代表作。その長大さ、テーマとも相まって現代版「罪と罰」と呼ぶにふさわしい作品だ。

映画『ヘヴンズ ストーリー』は10月より渋谷ユーロスペースほか全国公開


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