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これぞ中国産!これぞ特撮映画!コメディなのか大まじめなのか判断に迷う大作!なぜか藤岡弘、も激励!

これぞ中国産!これぞ特撮映画!コメディなのか大まじめなのか判断に迷う大作!なぜか藤岡弘、も激励!
ムダなCGは一切ナシ! これぞ特撮映画!

 ミニチュアワークと実際の撮影映像を駆使し、CGに頼らず作り上げた中国発、初のディザスター映画『超強台風』の日本版予告編で、台風に立ち向かう市長を藤岡弘、がナレーションで励ましている様子が公開された。

 いきなり「藤岡弘、です」というナレーションから始まる予告編はインパクト抜群。中国全土を襲う巨大台風に巻き込まれる人々の緊迫したドラマと共に流れる、かつて仮面ライダーとして世界を守った藤岡の重い一言一言は、劇中、120万人の命を突然背負うことになった市長へのメッセージだ。「今こそ立ち上がれ、市長」という叫びに応えたのか、市長は暴風雨の中でレインコートを脱ぎ捨て、吹き上げる水を背景にまさに立ち上がろうとする!

 強風でゴミのように吹き飛ばされる人間や波にソーメンのように押し流される車は、藤岡がナレーションで言うように「これぞ特撮!」。そのクオリティに観客が騒然、あぜん、ぼうぜんとしたというのも納得だ。とりわけ、竜巻がどんどんと動物や船を飛ばしてくる映像は3Dでなくとも、観客がのけぞってしまうかもしれない勢いだ。

 あの本郷猛をして「市長! このサムライ魂、あなたに託した」と言わしめた、市長の市民を守るために走り戦い続ける姿、ひいては命を守るという精神の継承は、市長だけでなく、エコロジー問題を中心に据えた本作にも共通するもの。雨の中を走り、守り、そしてこん棒片手に避難場所に飛び込んできたサメと戦う市長の本当の敵は、自然の体現者である台風。だが、そもそもの原因は、人間による環境破壊などであることを本作は忘れさせないのだ。

 市長というちっぽけな存在が負け戦に臨むところにこそ、敗北の姿すら美徳と見なしている日本のサムライ魂があるはず。圧倒的な脅威に向かう市長の姿は、台風による雨か涙かわからない何かをもたらすこと間違いなし! CGに頼らない本作こそは、本当に人間の力を信じた作品なのだ。

映画『超強台風』は9月25日より新宿ミラノほか全国順次公開


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