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現役映画監督日本最高齢、98歳の新藤兼人監督がグリーンカーペットで堂々の存在感【第23回東京国際映画祭】

現役映画監督日本最高齢、98歳の新藤兼人監督がグリーンカーペットで堂々の存在感
現役感たっぷりの新藤兼人監督

 第23回東京国際映画祭が23日、東京・六本木ヒルズで開幕し、現在98歳で日本最高齢の現役映画監督といわれる新藤兼人監督がグリーンカーペットに登場し、圧倒的な存在感を見せつけた。

 新藤監督は、車椅子に乗っての登場となったが、カメラマンの要望に応える形で手を振ったり、時折ニッコリ笑顔を見せるなど、堂々たる存在感、そしてエネルギッシュな現役感を発揮。長い歴史を歩んだ新藤監督にしか放つことのできないオーラで、第23回東京国際映画祭のグリーンカーペットに集まった人々を圧倒した。

 今回、新藤監督の最新作『一枚のハガキ』がコンペティション部門に出品されており、世界から選びぬかれた秀作15作品と最高賞にあたる「東京 サクラグランプリ」を競うことになっている。本作は新藤監督自身が「最後の作品」と語る渾身(こんしん)の反戦映画。自身の戦争経験を次世代に語り継ごうと、庶民一人一人から見た戦争被害を描いている。残念ながら、豊川悦司、大竹しのぶら出演者は欠席となったが、新藤監督があえてグリーンカーペットに自ら登場したことからも、この作品に込めた強い思いが伝わるはずだ。新藤監督のメッセージが世界にどう響くのか? 「東京 サクラグランプリ」の行方に注目したい。

 『一枚のハガキ』はともに戦争で家族を失った男女が、命を散らした兵士の思いがこもった一枚のハガキによってめぐり合う姿を通して、戦争の愚かさと家族の悲哀を描き出す。第23回東京国際映画祭での上映がワールドプレミアとなる。

第23回東京国際映画祭は10月23日から31日まで、六本木ヒルズをメイン会場に都内の各劇場及び施設・ホールにて開催


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