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行定勲監督「東京でボロボロになり、釜山でパワーをもらっている」アジア映画人同士の交流希望!【第23回東京国際映画祭】

行定勲監督「東京でボロボロになり、釜山でパワーをもらっている」アジア映画人同士の交流希望!
映画への熱い思いを語る行定勲監督

 映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が参加したオムニバス映画『カメリア』が25日、東京・TOHOシネマズ六本木で開催中の第23回東京国際映画祭「アジアの風」部門で上映され、行定監督が上映後のティーチインに登壇した。

 本作は釜山国際映画祭が愛をテーマに製作したオムニバス映画。釜山を舞台に、行定監督の『かもめ』をはじめ、タイのウィシット・サーサナティヤン監督の『アイアン・プッシー』、韓国のチャン・ジュヌァン監督の『ラブ・フォー・セール』の3話で構成されている。以前から、釜山国際映画祭とは縁が深い行定監督は、「釜山は自分にとって恩人のような映画祭。釜山がなければ、今のキャリアを積み上げることはできなかったはず」と語り、今回、釜山国際映画祭から届いた監督オファーに対して「恩返しできるなら、何が何でもやろう」と即決だったと明かした。

 『かもめ』は映画を撮影中の韓国人カメラマンが、時空を超えて若い日本人女性と恋に落ちるファンタジーで、吉高由里子とソル・ギョングが出演している。現地スタッフとの仕事を通して、行定監督は「今後はさらにアジアの映画人同士の交流が広がっていけば。彼らの才能と手を組まない手はないな」と実感したといい、そのきっかけとして、国際映画祭が大きな役割を果たすと話した。

 「映画監督という仕事は報われたり、報われなかったりする。常に現実的な問題に直面し、東京ではいつも疲弊しボロボロになる。そんなときに釜山を訪れるとパワーをもらえるし、魂の入れ直しができるような気がする」と行定監督。かつて監督作映画『クローズド・ノート』の初日舞台あいさつで、沢尻エリカが「別に」事件を起こしたこともあったが、そんな行定監督を元気づけたのが、釜山だったのかもしれない。

 映画『カメリア』はすでにタイと韓国での劇場公開が決定しており、行定監督が「ぜひ日本でも劇場公開したいですね。今日ご覧になった方は、応援をお願いします」とアピールすると、客席からは大きな拍手が起こった。なお、この日は本作を企画した元釜山国際映画祭ディレクターのキム・ドンホ氏も出席し、行定監督と熱い握手を交わした。

第23回東京国際映画祭は六本木ヒルズをメイン会場に31日まで開催


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