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17歳美少女をショックで号泣させた!過激描写でR18指定の園子温監督『冷たい熱帯魚』

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過激描写でR18指定でも「普通の娯楽映画です」!? -園子温監督(左)
過激描写でR18指定でも「普通の娯楽映画です」!? -園子温監督(左)

 第67回ヴェネチア国際映画祭で上映され大絶賛を浴びた映画『冷たい熱帯魚』のジャパンプレミアが27日、第11回東京フィルメックス開催中の有楽町朝日ホールで行われ、吹越満黒沢あすか神楽坂恵でんでん梶原ひかり渡辺哲、そして園子温監督が記者会見に出席した。

映画『冷たい熱帯魚』場面写真

 上映時間4時間を誇る『愛のむきだし』など、国内外で高い評価を得る園監督は開口一番「今までの作品で一番すばらしい出来になった」と自信に満ちた宣言。ヴェネチアでの高評価も手伝い、早くも手応えを感じている様子だが、過激な暴力描写を理由に、日本ではR18指定に。それでも園監督は「普通の娯楽映画になっている」と胸を張った。一方の吹越は「天気のいい昼下がりの銀座で観るのかどうかと……」と少し遠慮がちなアピールだったが、園監督については「天才的アーティスト」と賞賛した。

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 過激な作風同様(?)、園監督の演出にも厳しいものがあったようで、神楽坂は「リハーサルの段階ですっごく怒られて泣いたりもしました。今までの人生を全否定された気持ち」と胸中を告白。「でも、監督は私が負けん気が強いことを分かっていて、追い詰めてくれた。この作品だけで何年分も成長できたし、生涯忘れられない作品になった」と感慨深げな表情。また現在17歳の美少女・梶原はリハーサルの初日に、園監督から「そんなんじゃ現場に連れていけない」とダメ出しされたといい「ショックで帰りの電車では放心状態。家のお風呂でガン泣きしました。今は感謝しています」と振り返った。

 『冷たい熱帯魚』は実際の猟奇殺人事件にインスパイアされた園監督が、猟奇殺人事件に巻き込まれる熱帯魚店店主(吹越)が味わう深い心の闇に迫る異色サスペンス。

映画『冷たい熱帯魚』は2011年1月29日より全国公開

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