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マイケル・ジャクソンも魅了した元祖ハードボイルドスター ハンフリー・ボガートとは?(1/2)

マイケル・ジャクソンも魅了した元祖ハードボイルドスター ハンフリー・ボガートとは?
元祖ハードボイルド・スター!ボギーことハンフリー・ボガート - TM & (c) Turner Entertainment Co.

 ドキュメンタリー映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』でマイケルのステージ演出の一つとしてハンフリー・ボガートの出演作品が使用されていたように、没後50年以上を経てもハンフリー・ボガート、通称“ボギー”は不思議なほど世界中のアーティストや映画ファンに愛されている。元祖ハードボイルドスターといわれるボギーのこれほどの根強い人気の理由をいま一度探ってみた。

 医学予備学校生や海軍兵、舞台マネージャーなどを転々としたのちに、長い下積み時代を経て、ボギーが主役を任されたのはなんと40歳を過ぎてから。映画史上初のフィルム・ノワール作品といわれる映画『マルタの鷹』はボギー2作目の主演作品にあたり、ここからハードボイルドスターへの扉が開かれる。アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた映画『カサブランカ』や同賞主演男優賞を受賞した映画『アフリカの女王』など、ボギー本人と共にその作品もまた映画史にさん然と輝いている。

 そんなボギーが活躍した1930年代から1950年代はいわゆるハリウッドの黄金期。クラーク・ゲイブルやジェームズ・ディーンなどハンサムなスターが登場する中、決してハンサムとは言えない風ぼうのボギー。眼光鋭いコワモテなルックスではあったが、そのクールでニヒルな雰囲気には“ワル”がとことん似合っていた。映画『ハイ・シェラ』では伝説の強盗でありながら足の悪い少女を救ったり、探偵を演じた『マルタの鷹』では悪党とあろうが美女とあろうが冷酷無比に追いつめるかと思うと友情に厚かったり、「ワルだけど実は」という魅力的なキャラクターがボギーにハマったこともファンの心をつかんだ理由だろう。また、代表作『アフリカの女王』ではちゃめっ気ある登場人物にふんしたり、ハードボイルドなキャラクターとのギャップを感じさせる作品も人気がある。こんなボギーの意外性も、今なお長く愛され続ける一因かもしれない。

 イングリッド・バーグマンやキャサリン・ヘプバーン、オードリー・ヘプバーンといったハリウッドのそうそうたる女優たちと共演してきたボギーだが、彼を語るうえで欠かせないのが最愛の妻で伝説的な女優ローレン・バコールの存在だ。映画『脱出』で出会い、2人の最後の顔合わせとなった『キー・ラーゴ』まで、結婚前後に合計4度の共演。すごみのある美しさのバコールとニヒルなボギーが画面の中で並ぶ姿は、まさにハリウッドナンバーワンのパーフェクトカップル! 画面から放たれる圧倒的な大人の魅力に、惹(ひ)き付けられずにはいられない。


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