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「FF」「グイン・サーガ」の天野喜孝、20年の活動を凝縮した展覧会開催 「天野喜孝来場展 光と闇 21Century」

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展覧会のメインビジュアル《光と闇(DX)》
展覧会のメインビジュアル《光と闇(DX)》 - (C)YOSHITAKA AMANO

 人気ゲーム「ファイナル ファンタジー」のキャラクターデザインで知られる天野喜孝の展覧会「天野喜孝来場展 光と闇 21Century」が4月29日より開催される。ゲームのほかにも「科学忍者隊ガッチャマン」といったアニメ、小説「グイン・サーガ」シリーズのイラストなどを手掛けている天野の、オリジナル原画や名作版画約100点を集めたイベントとなっている。

 同展覧会は、天野が描いてきた約20年にわたる作品群から厳選した、名作、代表作、最新作を集めた待望のイベント。昨年より全国各地で行われていた同展覧会だが、4月の新宿会場では2011年1月度リリースの最新作品も展示されるなど、すでに一度足を運んだ人も楽しめるようになっている。来場者にはオリジナルポスターがプレゼントされるほか、会期中の5月4日には作家来場イベントも行われる。天野自身による新作の紹介や近況を語るトークショーなど、イベント類も充実。日本だけではなく、世界で活躍するアーティストに触れるまたとない機会だ。

 メインビジュアルにも採用されている作品「光と闇 (DX)」が基にしたというゲーム「ファイナル ファンタジー」シリーズのコンセプトデザインのほか、アニメ「タイムボカン」シリーズ、小説「グイン・サーガ」などで知らず知らずのうちに天野の作品に触れている人も多いはず。天野がイラストを担当した「吸血鬼ハンター」シリーズの菊地秀行は「原作のイメージを超えている」とそのセンスを絶賛。天野が担当していたファンタジー小説の翻訳版の装丁が、原作者の希望により原書版の装丁に使用されるという例もあり、近年は海外での活躍も目立ってきている。

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 2012年には長編初監督となる映画『DEVA ZAN』の全世界同時公開も控えている。<夢幻絵師>と呼ばれることもあるという天野の作品に満たされた空間に足を一歩踏み入れれば、そのイメージの豊穣さにたちまちノックダウンされることは間違いない。日本が誇るたぐいまれなる才能を結集しており、ファンはもちろんのこと、天野作品未体験だという人にもぜひ足を運んでほしい。(編集部・福田麗)

「天野喜孝来場展 光と闇 21Century」は4月29日~5月5日に新宿アイランドタワー 南棟B1F アクアプラザにて開催

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