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米の配給会社が日本の寿司名店を追ったドキュメンタリーの北米配給権を取得

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ベルリン国際映画祭出席時の「すきやばし次郎」2代目・小野禎一さんとデヴィッド・ゲルブ監督
ベルリン国際映画祭出席時の「すきやばし次郎」2代目・小野禎一さんとデヴィッド・ゲルブ監督 - Photo:Yukari Yamaguchi

 映画『ぼくのエリ 200歳の少女』などを北米配給している米マグノリア・ピクチャーズは、第61回ベルリン国際映画祭カリナリ・シネマ部門に出品された、東京・銀座の寿司店「すきやばし次郎」の創設者、小野二郎さんを追ったドキュメンタリー映画『ジロー・ドリームス・オブ・スシ(原題)/Jiro Dreams Of Sushi』の北米配給を決定したとデッドライン始め各メディアが報じた。同社は、本作の今年後半の公開を予定しているという。

 本作は、ミシュランガイドで三ツ星を獲得し、世界的にも有名な銀座の寿司店「すきやばし次郎」の創設者である小野さんの姿を、アメリカ人のデヴィッド・ゲルブ監督が追ったドキュメンタリー作品。第61回ベルリン国際映画祭で世界に向けた初上映がされ、現地時間20日からニューヨークで開催されている、トライベッカ映画祭において、北米初上映を迎える。

 ハリウッド・レポーターによると、マグノリア・ピクチャーズ専務のトム・クイン氏は「『ジロー・ドリームス・オブ・スシ(原題)』は名誉や献身、完全主義について貴重な教えを与えてくれる作品です。また、それだけではなく、本作は皆さんが観た中でも、最も食欲をそそる、おいしい映画となるでしょう。食いしん坊の皆さんは、食べ過ぎに注意です」と本作についてコメントしているという。(編集部・入倉功一)

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