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アカデミー賞作品賞のノミネート基準が変更 作品賞獲得はより困難に?

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基準が変わることで、影響はあるのか……。-第83回アカデミー賞より
基準が変わることで、影響はあるのか……。-第83回アカデミー賞より - Michael Yada / A.M.P.A.S.

 アカデミー(映画芸術科学協会)が、来年度からのアカデミー賞作品賞のノミネート基準を変更することを発表した。

 WENNによると、最初の投票で票の5%以上を獲得した作品のみがノミネート対象になるといい、これまでのように票を獲得したトップ10作品すべてがノミネートされないとのこと。来年度からは、票を獲得している5作品から10作品がノミネートされ、少なければ5作品、多くて10作品が作品賞候補になるという。つまり、ノミネートされるかどうかは、アカデミー会員の最初の投票にかかっているということになる。

 アカデミーは第82回アカデミー賞から作品賞のノミネートを10作品に広げているが、もし10年前からこれを実施していたらどうだったのだろうという話し合いの結果と、過去10年間の投票傾向を分析し、この方法を採用することにしたとのこと。「データを分析した結果、毎年アカデミーのメンバーが高く称賛している映画は5作品以上あったことがわかった。その年に評価すべき映画が8作品あったとしたら、それを評価すべきだ」とアカデミーのエグゼクティブ・ディレクターは語っている。

 これによって昨年のようにノミネート候補は一切発表されず、何作品がノミネートされるかは1月の正式なノミネーション発表までわからないことになる。今回のルール変更はあくまでも作品賞に限ったもので、ほかのカテゴリーへの変更は発表されていない。(澤田理沙)

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