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『借りぐらしのアリエッティ』スタジオジブリ初のアメリカ版とイギリス版の吹き替えを制作!イギリス版のアリエッティ役はシアーシャ・ローナン

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14歳のアリエッティと17歳のシアーシャ・ローナン
14歳のアリエッティと17歳のシアーシャ・ローナン - (C) 2010 GNDHDDTW, Jason Kempin / Getty Images

 映画『借りぐらしのアリエッティ』の英語吹き替え版が、スタジオジブリのアニメーション作品初となるアメリカ版、イギリス版の2パターン制作されたことがわかった。スタジオジブリによると、本作がイギリスの児童文学作家メアリー・ノートンによるファンタジー小説「床下の小人たち」を原作としていたことから、イギリスの配給会社がイギリス英語での吹き替えを希望し、これが実現したという。イギリス版のアリエッティ役には、映画『つぐない』『ラブリーボーン』で注目の17歳、シアーシャ・ローナンが起用された。

 北米での配給はディズニーが手掛けているスタジオジブリ作品。これまで、イギリスなどの国には、アメリカでの公開後に配給が行われてきたが、今回はイギリスが今年7月29日公開、アメリカが来年2月17日公開とイギリスでの公開が先。アメリカ版ではディズニー・チャンネルで活躍する18歳、ブリジット・メンドラーがアリエッティ役に抜てきされたが、イギリス版では映画『つぐない』で13歳の若さでアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、その後映画『ラブリーボーン』で主演に抜てきされたシアーシャ・ローナンがアリエッティ役を務めることになった。

 これはアメリカ英語ではなく、イギリス英語で『借りぐらしのアリエッティ』を楽しみたいというイギリスの人々の気持ちの表れ。自国の作品が他国で映画化されたとなると批判があってもおかしくないが、世界中で愛される作品を数多く生み出してきたスタジオジブリの『借りぐらしのアリエッティ』は、「床下の小人たち」に親しんできたイギリス人の心もしっかりつかんだようだ。

 『借りぐらしのアリエッティ』は、床の上の人間から生活に必要なものを少しずつ借り、床の下でつつましく暮らしていた小人一家の少女アリエッティが、床の上で生活する少年・翔と出会い、生活に変化が訪れていく姿を描いている。日本では、志田未来がアリエッティの声優を務めていた。(編集部・島村幸恵)

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