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ブサイク芸人・カリカ家城、宮城の避難所で子どもに泣かれる!「行かなきゃよかった」とションボリ

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ついにデビルと化したカリカ・家城啓之
ついにデビルと化したカリカ・家城啓之

 12日、東京・半蔵門の東宝東和試写室にて映画『デビル』公開記念「悪魔を呼ぶ真夏の女性限定恐怖試写会」が行われ、ブサイク芸人として殿堂入りを果たしたばかりのカリカ・家城啓之が、デビル顔のデビル芸人となって、会場の女性たちを恐怖のどん底へと叩き落とした。

映画『デビル』写真ギャラリー

 3年連続でよしもとブサイクランキング第1位を獲得し、殿堂入りを果たしたカリカ・家城がついに悪魔に!? その一度見たら忘れられない顔は「悪魔的」とのことで今回のオファーを受けたわけだが、最初は「自分では認めたくなかったんですけど、いよいよおれも悪魔になったか……」と複雑な顔を見せていたが、次第に「逆にほかの人にデビル顔のオファーがあったら、何で僕じゃないんだろうと思うから、やれてよかったですね」と晴れ晴れとした笑顔を見せていた。

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 そんな“デビル”家城だが、つい数日前にショックを受けたことがあったという。もともと家城の親戚に東北の人が多かったようで、所属事務所の吉本興業には「何かできることがあったら何でもやりますよ」と言っていたという心優しき家城。その家城が「ガレッジセールさんと一緒に宮城の避難所に行ったんですけど、被災地の体育館で子どもたちを励まそうと思ったら、逆に子どもに泣かれました。行かない方が良かったと思いました」と悲しそうな表情。さらに中学生に「マジックでまゆ毛を書いていいですか?」と聞かれたという家城は、「嫌だというわけにはいかないじゃないですか」としぶしぶ了承するなど、まさに踏んだりけったり。しかし、その様子を見ていたおばあちゃんや、泣いてしまった子どものお姉ちゃんなどは、家城の姿を見て笑っていたという。「芸はなくても、顔だけで楽しんでくれるんだったらありがたいなと。避難所の人が笑ってくれるんだったらうれしいかな」と思ったそうだ。

 そんな家城の優しさは会場の女性たちにも伝わったようで、「すごくいい人!」という掛け声も飛び出すなど、人気も急上昇!? しかし家城は「立ち位置が分からなくなります」と照れ隠しで怖い顔をして、会場を怖がらせていた。そんな“デビル”家城には小悪魔的な女性なんてどうだろうかというツッコミにも「それよりも、とにかく優しい方がいいです。ただでさえキツく言われて生きているんで。そんなところでキツくされたら生きていけない。駆け引きもいらないです。とにかく過保護にしてほしい」と切実な願いを語っていた。

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 本作は、『シックス・センス』のM・ナイト・シャマランが長い年月をかけて練り上げてきたアイデアを、将来有望な映画作家たちが映画化するプロジェクト「ザ・ナイト・クロニクルズ」の第1弾。高層ビルのエレベーターで繰り広げられるショッキングな密室劇を描く。家城も「僕が後ろに乗っているような気がして、エレベーターに乗れなくなります。これからは階段生活が始まるでしょう」と語るほどの恐怖体験が繰り広げられる。(取材・文:壬生智裕)

映画『デビル』は、7月16日よりTOHOシネマズ日劇(レイトショー)ほかにて全国公開

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