逮捕された元天才子役ハーレイ・ジョエル・オスメント、週3回の依存症者ミーティング出席を義務付けられる

今年4月に公共の場での酩酊とコカイン所持で逮捕・起訴された俳優のハーレイ・ジョエル・オスメント(37)が、判事から、6か月にわたって週3回の依存症者ミーティングへの出席を義務付けられた。People.comが報じた。
【画像】10年前からすでに恰幅がよかったハーレイ・ジョエル・オスメント
判事は当初、ハーレイが過去にも飲酒運転で有罪判決を受けていることや、今回の逮捕時に警察官に対して人種差別的な発言をしたことを重く見て、ハーレイ側が求めるダイバージョン措置(刑事司法手続きを進めて拘禁刑にするのではなく、更生プログラムなどに参加させる措置)に反対していたが、最終的に認めた形だ。ハーレイは今後6か月にわたって週3回の依存症者ミーティングへの出席と、少なくとも週2回のセラピストとの面談が義務付けられたほか、すべての法律を遵守しなければならない。
これを守れば起訴は取り下げられるが、破った場合は刑事訴訟手続きが再開されることになる。ハーレイの次回出廷日は現地時間2026年1月5日に決まっており、そこで判事が定めた要件を遵守したかが確認される。
映画『シックス・センス』や『A.I.』で天才子役として名をはせたハーレイは、今年1月のロサンゼルスの山火事で全てを失い、困難な時期を過ごしているという。今後の出演作には、シリアルキラー役を務めたNetflixドラマ「ウェンズデー」シーズン2などがある。シーズン2パート1は8月6日から、パート2は9月3日より配信開始。(朝倉健人)


