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『ハリー・ポッター』最終作が米週末興行で史上ナンバーワンに!『ダーク・ナイト』を抜く!すでに『アバター』をロックオン?

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『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』より
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』より - (C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. HARRY POTTER PUBLISHING RIGHTS (C) J.K.R. HARRY POTTER CHARACTERS, NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND (C) WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED

 15日にアメリカをはじめ世界で公開された映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』が、早くもアメリカで次々と興行記録を打ち立てており、週末興収、初日興収、IMAX興収とすべてで記録を塗り替えたと米ワーナー・ブラザーズが発表した。

映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』写真ギャラリー

 まず北米での初日の興収が9,210万ドル(約73億6800万円)、IMAXのオープニング興収1,550万ドル(約12億円4000万円)、そして週末興収は1億6,800万ドル(約134億4,000万円)とケタ違いの金額で歴代1位に躍り出た。(1ドル=80円計算)

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 週末の歴代記録は今まで『ダーク・ナイト』が1億5,841万ドル(約126億7,288万円)を2008年に打ち立てており、3年間破られていなかったが『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は一気にこの記録を抜いたことになる。また初日興収では『ニュームーン/トワイライト・サーガ』の7,270万ドル(約58億1,600万円)も抜いている。

 アメリカをのぞく全世界数十か国での興収の合計も17日の時点で3億700万ドル(約245億6,000万円)、アメリカを入れると4億7,555万ドル(約380億4,400万円)となり、これにはまだ日本やイギリスが含まれていないため今後驚異的な数字で世界記録を打ち立てる可能性も高い。

 10年前に公開された『ハリー・ポッターと賢者の石』は、全世界興収が9億7,473万ドル(約779億7840万円)を稼ぎ出し、当時の1位だった『タイタニック』に迫る勢いで、世界的に注目を浴びた。その後のシリーズでは、さすがに1作目の記録を抜くことはなかったが、安定したヒットを保っていた。しかし、この最終章となった『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』では、シリーズで一番ヒットしたこの『ハリー・ポッターと賢者の石』の北米総興収3億1,757万ドル(約254億560万円)の約半分を週末で稼いだことになり今後シリーズ最高の興収となることは確実とみられるどころか、歴代ナンバーワンの『アバター』を抜くかについても注目されることになるだろう。

 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は原作ファンや映画評論家からも作品評価は高く、観客の年齢層の幅広さからも十分『アバター』を射程範囲にすることは可能だろう。(編集部・下村麻美)

映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は全国にて公開中

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