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須藤元気「週末だけのボランティアバスツアー」を主催!気仙沼の孤島でガレキ撤去活動「復興ボランティアはまだまだ必要」

須藤元気「週末だけのボランティアバスツアー」を主催!気仙沼の孤島でガレキ撤去活動「復興ボランティアはまだまだ必要」
被災地にてガレキ撤去中の須藤氏

 元格闘家の須藤元気が、自身が率いる東日本大震災支援ボランティアチーム“WE ARE ALL ONE”で2泊3日のボランティアバスツアーを主催し、復興活動が遅れている気仙沼の大島での復興活動を行なった。

 これまで、自身のボランティアチームと共に被災地を訪れるたび、約一週間にわたって復興支援を行なってきた須藤は、「一週間ほどのボランティア活動だと、仕事を休まなければならなかったりする人もおり、このままだと先細りしていってしまうと感じたんです」と話し、「これからは、週末を利用してボランティア活動に参加していければ、たくさんの方が参加しやすくなるはず」という思いから、金、土、日という週末で参加できるバスツアーを初めて主催。だれもが負担なく、ボランティア活動に参加できるよう、これまでと同様に長期滞在するボランティアグループと、短期のボランティアグループという2つのグループに分けて被災地に赴き、復興活動を行うことを決めたという。

 今回須藤たちが訪れたのは、気仙沼・大島。須藤は、「気仙沼からフェリーを利用してしか行けない大島は、復興作業も遅れていてガテン系の仕事がたくさんあったので、お手伝いをさせていただきました」と話す。ボランティアの主たる作業は、ガレキ撤去。夏に入り、気温も高い中、炎天下での過酷な力仕事が7時間以上続く。「僕もあの暑さには、さすがにバテちゃいました(笑)。でも誰かがやらなきゃいけないことだと思っています」と、須藤は笑い飛ばした。被災地には、ボランティアが数多く訪れた震災直後と比べ、日を追うごとに少なくなってきている現実がある。須藤は、「僕らが訪れた大島には、いまだに半壊状態の家があったりして、まだまだ復興ボランティアは必要とされていて、やることはたくさんある、と感じました。ただ、夜になれば明るくお酒を飲んだりして、震災直後に訪れたときよりも雰囲気は落ち着いてきているのかな、という印象は受けました」、と4か月経った被災地の変化を語った。震災当時、壊滅的なダメージを受けていた漁港には新しくレストランがオープンし、そこで海鮮丼を食べたことがとてもうれしかったと振り返る須藤。その一方で、「おばあちゃんが津波に流されたんですけど、(遺体が)見つかってよかったです、と笑顔でおっしゃった方がいらっしゃって、震災直後よりも、“死”を受け止められているように思えたんですが、その一方で、いまだに遺体が見つかっていない方は、現実を受け止めることができず、とても苦しんでいらっしゃる……。そんな印象を受けました」。目に見える復興は着々と進んでいても、大切な人を失った人々の心はいまだに大きな傷がついたまま……、月日が経っても癒えることのない悲しい現実を、須藤は目のあたりにしていた。

 今月11日、ロサンゼルスで行われたIT業界屈指の一大イベントである「WPC2011」で、自身が率いるパフォーマンスグループ“WORLD ORDER”のライブをオープニングアクトで行なった須藤は、パフォーマンス前に世界に向けて「日本の復興はまだまだ始まったばかりです」と訴えた。来月も、復興ボランティアに赴く予定だという須藤は、「助けを必要としている人たちはまだまだたくさんいます。喉元過ぎれば熱さ忘れる、といいますが、この現実は忘れてはいけないと思うんです。ボランティアはブームにしてはぜったいいけないと思うんです。メディアでも取り上げられる機会が少なくなっていく一方、“芸能人”といわれている業種にある自分が、ボランティアを継続的に続けることで啓蒙する立場でもあると思っているので、たくさんの方々に活動を知ってもらうために続けていこうと考えています」と、復興支援への思いを語った。須藤たちは、来月も被災地支援に向かう予定。ボランティアに少しでも興味を持ったならば、ぜひ参加してみてもらいたい。(取材・文:森田真帆)


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