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『ゴースト/ニューヨークの幻』ミュージカル、ブロードウェイ進出!「RENT」のネダーランダー劇場で

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「ゴースト-ザ・ミュージカル(原題)」の一場面
「ゴースト-ザ・ミュージカル(原題)」の一場面 - Dave M. Benett / Getty Images

 故・パトリック・スウェイジ氏とデミ・ムーアが共演し、1990年に公開された名作映画『ゴースト/ニューヨークの幻』のミュージカル版が、来春よりブロードウェイに進出することがわかった。同ミュージカルは、ブルース・ジョエル・ルービンが手がけた映画の脚本を基に、ユーリズミックスデヴィッド・A・スチュワート、『ポーラー・エクスプレス』の挿入歌「Believe」のグレン・バラードが作詞・作曲を担当。今年7月19日よりロンドンのピカデリー劇場で上演され、好評を博していた。

 ライチャス・ブラザーズの映画を彩った名曲「アンチェインド・メロディ」がモチーフとして使用されたほか、ろくろの名シーンも登場し、映画の世界観を継承している同ミュージカルは、キラキラと光る雨が幻想的なステージで歌われるポップス、大勢のダンサーを従えて歌われるアップテンポで迫力満点のR&B、キスシーンやベッドシーンを彩るロマンティックなバラードと、観客を魅了する要素が満載。上演されるネダーランダー劇場は、1996年から2008年まで12年間、『RENT/レント』として映画化もされたミュージカル「RENT」がロングラン上演されていた劇場で、「RENT」以来のロングランも期待できそうだ。

 今回ミュージカル化された『ゴースト/ニューヨークの幻』は、強盗に襲われて命を落とした男が、ゴーストとなって恋人の前に現れ、彼女の命を守るという使命を果たす姿を描いて人々の感動を誘った名作。映画が公開された1990年のアカデミー賞では、ブルース・ジョエル・ルービンが脚本賞を受賞したほか、インチキ霊媒師役のウーピー・ゴールドバーグが助演女優賞を受賞している。ブロードウェイ・ミュージカルでのキャストは発表されていないが、その動向にも注目が集まっている。(編集部・島村幸恵)

ブロードウェイ・ミュージカル「ゴースト-ザ・ミュージカル(原題)」はニューヨーク・ネダーランダー劇場にて4月より上演予定

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