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エマ・トンプソン、映画『エフィー』で盗作を訴える劇作家が法的手段に出る構え

エマ・トンプソン、映画『エフィー』で盗作を訴える劇作家が法的手段に出る構え
エマ・トンプソン

 エマ・トンプソンと夫のグレッグ・ワイズが企画し、すでに撮影も開始されている新作映画『エフィー(原題) / Effie』で、同じ題材で演劇作品を書いた劇作家、グレゴリー・マーフィーがアイデアを盗まれたと訴えている件で、マーフィー側が映画の公開を阻止するため法的手段に訴える構えだという。

 この映画は、19世紀イギリスの美術評論家、ジョン・ラスキンと彼の妻エフィー、エフィーの後の夫となる画家のジョン・エヴァレット・ミレーの三角関係を題材にした作品。脚本はエマが執筆したが、それに先立って、マーフィーが同じ題材で執筆した舞台「伯爵夫人」が1999年にブロードウェイで、2005年にはロンドンで上演されており、マーフィーはエマの脚本について、自分のアイデアを盗まれたと語っていた。エマはこの企画が誰の盗作でもないことを証明しようと働きかけを行っていたが、ここに来て、マーフィーは映画の配給禁止命令を裁判所から取る可能性があるという。

 テレグラフ紙(電子版)によると、マーフィーは6年前に、自身の舞台を映画化するときはエマとグレッグ夫妻に役を演じてもらいたい、と伝えていたが、2009年に夫妻が自分たちでこの題材の映画を企画し、かつて自分が誘った役を演じる予定でいることを知ったそう。マーフィーには脚本のクレジットとギャラのオファーがあったが、交渉が決裂したという。

 マーフィーは、エマの脚本が物語の筋書きやキャラクター、時代背景など、自分の作品をもとに書かれていると主張。「すでに撮影が始まっているのは、法を侮辱する行為だ。製作の裏には大きなエゴがあって、何としても製作を進めるつもりのようだ」と語り、映画の公開を阻止するために裁判所から配給禁止の命令を取り付けるつもりでいるという。一方エマのほうは、この企画を進めるにあたりアメリカでの法的障害はなにもないと主張。エマはマーフィーの舞台を見ておらず、脚本も似たところはないと語っており、両者の対立が深まっている。(竹内エミコ)


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