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アカデミー賞候補作品をあえてハズす!? 伝統あるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞が意外なチョイス【第84回アカデミー賞】

アカデミー賞候補作品をあえてハズす!? 伝統あるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞が意外なチョイス
アカデミー賞有力候補の『ヒューゴの不思議な発明』がナショナル・ボード・オブ・レビュー賞を受賞 - (C)2011 ParamountPictures. All Rights Reserved

 米国時間12月1日にナショナル・ボード・オブ・レビューこと米国映画批評会議賞(National board of Review of Motion Pictures)、通称NBR賞が発表された。

 ナショナル・ボード・オブ・レビューは、ニューヨークを拠点とした民間人による非営利団体で、映画教育プログラムの製作や映画製作の奨学金給付、そして映画の普及促進に関する活動を目的にしたもので、映画が誕生した13年後の1909年に創立され、今でも存在するこの種の団体の中ではなんと世界で一番古い団体ということである。

 NBR賞はむしろ映画ファンが選ぶ映画賞的なところがあり、定番の作品賞や主演男優・女優賞はもちろん、外国映画トップ5、独立製作映画トップ5、ブレークスルー(飛躍的)演技賞、新人監督賞、スポットライト賞(注目度の高い俳優に贈られる賞)、表現の自由賞など、アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞などには見られない変わった賞も贈られる。

 主要部門をかいつまんで紹介すると、まず予想外だったのが監督賞・作品賞を共に受賞したマーティン・スコセージ監督作品の『ヒューゴの不思議な発明』。NBA賞は前回のアカデミー受賞作品となった『英国王のスピーチ』をノミネート作品にもしなかったり、2009年度の作品賞には『マイレージ・マイライフ』を選ぶなど(オスカーは『ハート・ロッカー』が総なめ)NY批評家協会賞とは違いアカデミー賞を受賞する作品の指針を示す賞としては知られていない。

 だがひょっとしてアカデミー賞候補作品を予想するのに役立つかもしれないのがNBAが選出したこトップ10作品。この一覧を見ながら実際にどの作品がアカデミーの候補作品に選ばれるかを予想してみるのも面白いかもしれない。

NBR選出トップ10作品
『ヒューゴの不思議な発明』(エイサ・バターフィールド主演)
『ジ・アーティスト(原題)/ The Artist』(ジャン・デュジャルダン主演)
『ザ・ディセンダンツ(原題)/ The Descendants』(ジョージ・クルーニー主演)
『ドライブ』 (ライアン・ゴスリング主演)
『ドラゴン・タトゥーの女』(ダニエル・クレイグ主演)
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(ダニエル・ラドクリフ主演)
『ジ・アイズ・オブ・マーチ(原題)/ The Ides Of March』(ライアン・ゴスリング主演)
『J・エドガー』(レオナルド・ディカプリオ主演)
『ツリー・オブ・ライフ』(ショーン・ペン主演)
『戦火の馬』(ジェレミー・アーヴィン主演)

(文・ロス取材: 明美・トスト/Akemi Tosto)


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