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製作に7年!すべて手書きの『ももへの手紙』、世界各国で続々と高い評価 数々の賞を受賞

製作に7年!すべて手書きの『ももへの手紙』、世界各国で続々と高い評価 数々の賞を受賞
『ももへの手紙』より - (C) 2012『ももへの手紙』製作委員会

 アニメ『人狼 JIN-ROH』で知られる沖浦啓之監督の最新作『ももへの手紙』がこのほど第8回ドバイ国際映画祭で中東プレミア上映された。

 舞台あいさつに立った制作会社プロダクションI.Gの石川光久社長が「昨日(ドバイの観光名所である世界一の高層ビル)ブルジュ・ハリファに登ったのですが、わずか6年で建設したと聞いて驚きました。でも『ももへの手紙』は製作に7年かかってます。それは沖浦監督が「人間の感情はコンピュータでは描けない」とすべて手描きにこだわったからです」と説明すると、観客から驚きの声が上がっていた。

 映画は、父親を交通事故で亡くした少女もも(声・美山加恋)が、母親(声・優香)と共に親族が住む瀬戸内海の島に移り住んだところ妖怪(声・西田敏行など)に付きまとわれるようになり、不思議な体験をするファンタジー。バイオレンス作『人狼 JIN-ROH』とは真逆の愛らしい世界に、観客から「物語のアイデアはどこから?」と質問が出た。

 石川社長は「オリジナルの場合、作り手のバックグラウンドが重要となる。沖浦監督はこれまでバイオレンスを手がけていたが、10年前に結婚したことが大きい。本作も奥さんから聞いた子ども時代の話から生まれました。家族とは何か? それがベースになっています」と説明した。すると客席から「絵がとてもキレイ」「素晴らしい映画をありがとう」の声と、温かい拍手が沸き起こった。

 本作はカナダ・トロント国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに、ポーランド・ワルシャワ国際映画祭、スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭など海外の映画祭で引っ張りだことなっている。また今月発表された「第15回文化庁メディア芸術祭」アニメーション部門で優秀賞受賞というニュースも飛び込んできた。日本公開を前に、ますます作品への期待が高まりそうだ。

映画『ももへの手紙』は2012年4月21日公開


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