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サンダンス映画祭、受賞結果が発表!環境、麻薬、性的暴行がテーマの作品が受賞しアメリカの世論を色濃く反映(1/2)

サンダンス映画祭、受賞結果が発表!環境、麻薬、性的暴行がテーマの作品が受賞しアメリカの世論を色濃く反映
USドラマティック・コンペティション部門の作品賞『ビースト・オブ・サザン・ワイルド(原題)/ Beasts of the Southern Wild』

 現地時間1月28日、アメリカ・ユタ州で開催されていたサンダンス映画祭の授賞式で、各コンペティション部門の受賞作品が発表された。

 今年は、各作品の個性とレベルの高さで、各部門とも現地の業界誌での本命予想が割れていたが特にドキュメンタリーの各作品は個性の強さとレベルの高さで最後まで注目度が高かったようだ。

 USドキュメンタリー(長編)部門では、短編製作時代からサンダンス映画祭のレギュラーであったユージン・ジャレキー監督が、アメリカで最も犯罪率の高い麻薬をテーマに、アメリカの実情を描いた社会派作品『ザ・ハウス・アイ・リブ・イン(原題)/ The House I Live in』がグランプリを受賞。

 同部門で観客賞を受賞した『ザ・インビジブル・ウォー(原題)/ The Invisible War』(カービー・ディック監督)は、アメリカ兵の約30%を占める女性兵のうち1%は同軍内でのレイプ等の性的暴行に苦しんでいる実態を記録しており、審査員特別賞を受賞した『ラブ・フリー・オア・ダイ / Love Free or Die』(マッキー・アルストン監督)は、2003年にニューハンプシャー州で初めてゲイを公表している男性がキリスト教の司教になった状況を描いている等、アメリカの世論を色濃く反映した作品が受賞に至っている。

 一方、USドラマチック(長編)部門では、父親と二人で川沿いに住む6歳の少女がお父さんの突然の病気や地球温暖化によって移りゆく自分たちの環境を目の当たりにして、自分の母親を探す旅に出かける『ビースト・オブ・サザン・ワイルド(原題)/ Beasts of the Southern Wild』が撮影賞とグランプリの二冠に輝いた。

 日本から唯一賞レースに参加していた『ももいろそらを』はワールドシネマドラマティック部門で残念ながら無冠に終わったが、チリ出身のアンドレス・ウッド監督作の『バイオレッタ・ウエント・トゥ・ヘブン(原題)/ Violeta Went to Heaven』という、チリのエディット・ピアフかボブ・デュランかと言われる女性ソウル歌手をテーマにした作品がグランプリを受賞した。

サンダンス映画祭2012 受賞結果は以下のとおり

USドキュメンタリー・コンペティション部門
作品賞:『ザ・ハウス・アイ・リブ・イン(原題)/ The House I Live in』
観客賞:『ザ・インビジブル・ウォー(原題)/ The Invisible War』
観客賞:『アイ・ウイ・ウイ:ネヴァー・ソーリー(原題)/ Ai Weiwei: Never Sorry』
審査員特別賞:『ラブ・フリー・オア・ダイ / Love Free or Die』
撮影賞:『チャンシング・アイス(原題) / Chasing Ice』
編集賞:『デトロピア(原題)/ Detropia』
監督賞:『ザ・クィーン・オブ・ベルサイユ(原題)/ The Queen of Versailles』


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