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監督が一発でほれ込んだ!ももいろクローバー出演作公開! 宮崎将ら男子三人のももクロトークに会場大盛り上がり!

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ももクロの起用秘話を語った真利子哲也監督と、宮崎将に山中崇
ももクロの起用秘話を語った真利子哲也監督と、宮崎将に山中崇

 アイドルグループ・ももいろクローバー(現ももいろクローバーZ)が出演する映画『NINIFUNI』の公開初日舞台あいさつが4日に渋谷のユーロスペースで行われ、登壇した出演者の宮崎将山中崇、そして真利子哲也監督ら男子3人が、ももクロトークで会場を大いに盛り上げた。

映画『NINIFUNI』場面写真

 42分の中編作品を単独上映あるという、珍しい試みで封を切った本作だが、この日の会場は立ち見が出るほどの大盛況。出演する山中は「今日はももいろクローバーがいないですが、こんなに来てくださってありがとうございます」とジョークを交えながら観客に向けて、感謝のあいさつを行った。

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 続いて真利子監督は、「アイドルグループが出演するという脚本を書いたので、プロデューサーに『アイドルを全部見たい』と言って、一番最初に見たのがももクロのライブだった。そのときに一発でほれ込んでしまいました」とももクロを起用の経緯を説明。「アイドルを集めて、この映画のために新たなグループを作ろうとも思ったが、そんなのを作らなくても、ももクロがいたんです」と手放しで大絶賛していた。

 するとこれに熱くなったのが山中で、「モモクロさんが砂浜で前宙(返り)をするシーンがある。すごく寒い時期に海辺で風が強い中で撮影をしたのに、本番では何回も前宙した。アイドルってプロですよ」とそのプロ意識に感銘を受けた様子。一方、セリフがほとんどない役柄のため「セリフを覚えないでいいのは楽でした」と涼しい顔で撮影を振り返った宮崎に対しては「セリフがないから楽だとか、本当に……」と苦笑していた。

 『NINIFUNI』は、殺風景な地方都市を舞台とした中篇映画。ある事件に関係し、車で逃走した青年(宮崎将)が、人気のない海岸にたどり着く。その数日後、ももいろクローバーのプロモーションビデオ撮影隊が海岸を訪れ、青年の車を発見。そこから、青年の逃避行とももクロのPV撮影という二つの世界が交錯した、予測不可能な物語が進行してゆく。(肥沼和之)

映画『NINIFUNI』はユーロスペースで公開中

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