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アカデミー賞振り返り-『ヒューゴ』と『アーティスト』が仲良く5部門ずつ受賞!作品賞はサイレント映画83年ぶりの受賞!【第84回アカデミー賞】(1/2)

アカデミー賞振り返り-『ヒューゴ』と『アーティスト』が仲良く5部門ずつ受賞!作品賞はサイレント映画83年ぶりの受賞!
『ヒューゴの不思議な発明』(上)と『アーティスト』 - (C) 2011 Paramount Pictures. All Rights -(C) La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm

 26日(日本時間27日)、米ロサンゼルスで第84回アカデミー賞授賞式が行われ、一騎打ちと予想されていたマーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』と、モノクロ&サイレント映画『アーティスト』が、仲良く5部門の受賞を分け合った。しかし、作品賞、監督賞、主演男優賞などの主要部門は『アーティスト』が制した。また、ビリー・クリスタルが8年ぶりに司会を務めた同授賞式は、終始笑いが絶えない楽しいものとなった。

 マーティン・スコセッシ監督が長いキャリアにおいて初めて3D映画に挑戦し、映画創世記にさまざまな撮影技術を生み出したフランス“特撮映画の父” ジョルジュ・メリエスの人生を題材にした『ヒューゴの不思議な発明』。一方、サイレントからトーキーに移り変わる時代のハリウッドを舞台に、ミシェル・アザナヴィシウス監督が、スター俳優の転落と若い女優とのラブ・ストーリーから再生を描いた『アーティスト』。

 どちらも映画愛にあふれた作品だが、アメリカ人監督がフランス人を題材にし、フランス人監督がハリウッドを舞台にするという対照的な面白さで『ヒューゴの不思議な発明』が11部門、次いで『アーティスト』が10部門ノミネートと、デッドヒートを繰り広げていた。結果、主要部門は『アーティスト』に軍配が上がり、フランス映画が作品賞を受賞するという史上初の快挙を成し遂げた。サイレント映画が作品賞を受賞するのは、1927~1928年度の第1回アカデミー賞『つばさ』以来、83年ぶりのこととなる。

 2011年度の第84回アカデミー賞の特徴は「初」。テレビ界出身の『アーティスト』ミシェル・アザナヴィシウス監督は、監督賞初ノミネートで初受賞。同じく『アーティスト』のジャン・デュジャルダンも主演男優賞初ノミネート初受賞。助演男優賞を受賞した『人生はビギナーズ』のクリストファー・プラマーは同賞同部門に2回目のノミネートにして初受賞。しかも82歳で俳優部門での受賞最高齢記録を樹立した。助演女優賞を受賞した『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』のオクタヴィア・スペンサーも初ノミネート初受賞。

 初ものづくしの中、メリル・ストリープが映画『ソフィーの選択』以来、2度目のアカデミー賞主演女優賞を受賞し、巨匠ウディ・アレンが『ハンナとその姉妹』以来、25年ぶり3度目の脚本賞を受賞。クリストファー・プラマーとメリル・ストリープの受賞の際には、会場からスタンディングオベーションがどこからともなく起こり、十数秒間進行が止まる瞬間もあった。フレッシュな顔ぶれとベテランの味が見事に融合した本アカデミー賞の結果は以下のとおり。(編集部・小松芙未、福田麗)


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