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『おくりびと』小山薫堂とイラストレーター安西水丸がコラボ!WOWOW「W座からの招待状」を語る!

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イラストを背景に熱い握手を交わす小山薫堂と安西水丸(左より)
イラストを背景に熱い握手を交わす小山薫堂と安西水丸(左より)

 映画を愛するすべての人に贈るWOWOWシネマの情報番組「W座からの招待状」で、案内人を務める放送作家・小山薫堂とイラストレーター安西水丸が、毎回の放送ごとに手掛けている「招待状」と題したアニメーションの製作秘話や、映画への愛着を語った。

 ほっこりと温かい90秒ほどの「招待状」は、米アカデミー賞外国語映画賞を見事受賞した『おくりびと』で脚本を手掛けた小山の詩と、元祖ゆるカワ系イラストレーター安西水丸のイラストがコラボレーションした特別映像作品。共に映画をこよなく愛する紳士だが、「詩を書きながら改めて無駄な映画はないって思う」と小山がしみじみ語ると、安西も「映画って2、3秒でも良いシーンがあったらいいんだよね」と思いをにじませる。

 番組本編の予告編や宣伝ではなく、作品だと意識して手掛けているという小山は「詩は、映画をまっさらな気持ちで観て、刺激を受けて浮かぶ言葉や、映画から学んだ言葉なんです」という。事前に打ち合わせはせず、それぞれの感性で詩とイラストを仕上げるが、安西は、このスタイルがいい刺激を生むと断言。「お互いを意識せずに作ったものなのに、合わせると、どこかで結び付いている。例えば僕が薫堂さんの詩に合わせて絵を描くとなると、つまらなくなってしまうと思うな」。

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 クリエイティブな世界で活躍する2人だけに、映画に刺激されることも多いという。一時ストーリー漫画も描いていた安西は「漫画の会話シーンでは、人物と吹き出しが一緒に描かれるけど、僕は風景の中に吹き出し描くコマをよく使った。あれは映画の影響なんだ」と秘話を明かす。三谷幸喜映画に思い入れのある小山も「三谷さんの、何でもないところに面白さを見出すユニークな視点に、すごく影響を受けている気がします。物の見方の勉強になるな」と熱心に語った。

 同番組では4月より「全国の単館系映画館を応援するプロジェクト」として新コーナー「W座を探して」がスタート。全国の単館系映画館の魅力を紹介していく。小山は「この番組を観てあの劇場に行きたい、劇場主に会いたいと思ってもらえたらうれしい。スタンプラリーとかできたら面白いよね」と新たな試みに声を弾ませた。(取材・文:中村好伸)

「W座からの招待状」は毎週日曜日よる9時よりWOWOWシネマで放送中

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