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自殺率日本一の秋田県が挑む自殺対策って?そこから見いだした東日本大震災への“希望のシグナル”

自殺率日本一の秋田県が挑む自殺対策って?そこから見いだした東日本大震災への“希望のシグナル”
映画『希望のシグナル 自殺防止最前線からの提言』より - (C) 『希望のシグナル』サポーターズ・クラブ / ロングラン映像メディア事業部

 6月16日、意外にも自殺率が15年連続日本一だという秋田県で、自殺対策に取り組む人々を追ったドキュメンタリー映画『希望のシグナル 自殺防止最前線からの提言』が公開される。

 本作を手掛けたのは、全国に先駆けて高齢者医療費無料化などを実践した岩手県西和賀町(旧・沢内村)を取材したドキュメンタリー映画『いのちの作法』でプロデュースを手掛けた都鳥拓也と都鳥伸也の兄弟。彼らがプロデュースしてきた作品を支持する多くの人々の協力を得て、制作された。

 『希望のシグナル 自殺防止最前線からの提言』がまず描くのは、秋田県にあるさまざまな団体。町内の自殺をきっかけに、民間団体「心といのちを考える会」を立ち上げ、運営を始めた毎週1日開かれる「コーヒーサロンよってたもれ」、敷居の低い相談機関を目指し、精神保健の問題に取り組む「佐藤工房」、NPO法人「秋田県心の健康福祉会」が運営する自立の難しい精神障害者たちのたまり場「心の自由空間・ユックリン」、経営者とその家族の自殺防止に取り組むNPO法人「蜘蛛の糸」などを追っていく。

 2006年、それらの団体は「秋田こころのネットワーク」を発足し、連携を行っていく。最初は9団体だったものが、26団体に増え、さらには県や秋田市などの行政や医師会、商工会議所、老人クラブを動かし、「秋田ふきのとう県民運動実行委員会」の発足に繋がっていく。映画は、そんな小さな団体が繋がり、大きな力へと発展していく姿を真正面からとらえていく。

 2011年3月11日、突然日本を襲った東日本大震災が発生したとき、本作は撮影期間の終盤を迎えたところだったという。都鳥兄弟が追っていた自殺対策に取り組む人々は、自分たちに何ができるのか悩む。そうして彼らは、被災者に送る希望のシグナルを見いだすのだ。命に向き合ってきた人々が被災者に送る提言とは? 本作を通して、人と人との繋がりの大きな力を、改めて感じてほしい。(編集部・島村幸恵)

映画『希望のシグナル 自殺防止最前線からの提言』は6月16日よりポレポレ東中野ほかにて全国順次公開


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