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イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェント、愛娘アーシアと3D『ドラキュラ』でレッドカーペット登場!

第65回カンヌ国際映画祭

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アーシア・アルジェントとダリオ・アルジェント監督(左から)
アーシア・アルジェントとダリオ・アルジェント監督(左から) - 写真:高松美由紀

 現地時間5月19日深夜、カンヌ国際映画祭のミッドナイト上映にて、ホラー界の巨匠ダリオ・アルジェント監督が新作『ドラキュラ 3D(原題) / DRACULA 3D』を携えレッドカーペットににこやかに登場。横には、黒のゴシック調ドレスに身を包んだ、女優で監督業も手掛ける愛娘アーシア・アルジェントを伴い、ずっと親子で手を握りながらカーペットを歩いた。

 1977年に製作した『サスペリア』が世界で認められ、1978年に『ゾンビ』を手掛けたジョージ・A・ロメロ監督と並び、一躍ホラー界のトップに君臨したアルジェント監督。過去の作品では、積極的に娘のアーシアを自らの作品に起用している。

 9歳から女優業を開始したアーシアは、父親の作品では、『トラウマ/鮮血の叫び』『スタンダール・シンドローム』『オペラ座の怪人』(日本未公開)『サスペリア・テルザ 最後の魔女』などに出演し、本作『ドラキュラ 3D(原題)』にもルーシー役で出演している。

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 ドラキュラは過去にも複数の監督を魅了し、映画化されてきたが、今回のアルジェント監督版に関しては、カンヌ国際映画祭のラインナップが発表されたと同時に、世界中のホラーファンの間で話題になっていた。この日は深夜の上映であったにも関わらず、観客は上映後スタンディングオベーションと共に、アルジェント親子の新作を暖かく迎えた。

 なお、同じくミッドナイトスクリーニング上映をしている日本映画『愛と誠』は現地時間、5月21日の上映を予定している。もはや“カンヌの常連”になっている三池崇史監督の最新作とあって、カンヌでも注目されている。(記者:高松美由紀)

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