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「311のときは無力感」吉沢悠、主演作が東北復興支援!林野庁から表彰状

「311のときは無力感」吉沢悠、主演作が東北復興支援!林野庁から表彰状
映画を通じて復興支援に喜びを語った吉沢悠

 5日、港区赤坂の三会堂ビル・石垣記念ホールで、映画『道 ~白磁の人~』の東北復興支援キャンペーン「映画のチカラで、森を元気に。」記者発表会が行われ、主演の吉沢悠が林野庁から表彰状を受け取った。

 本作は、1914年に日本統治下の朝鮮半島に渡り、荒れ果てた土地の緑化に尽力した浅川巧の生涯を描く作品。日本人の多くが朝鮮人をべっ視する中、浅川は率先して朝鮮の言葉を学び、困っている人に積極的に手を差し伸べ、朝鮮の人々と友情を育んだ。韓国でも、朝鮮に骨をうずめた彼に親しみを持つ人は多く、ハングルで「韓国の山と民芸を愛し、韓国人の心の中に生きた日本人、ここ韓国の土となる」と刻まれた記念碑が建てられている。

 そんな本作が林野庁推薦作品として選ばれ、この日は皆川芳嗣林野庁長官から表彰状が贈呈されることに。代表して表彰状を手にした吉沢は「昨年の8月、9月と撮影した映画がこのように紹介されるまでになるなんて」と感激の表情。

 また本作は、東日本大震災の大津波によって失われた1,000ヘクタールにもおよぶ海岸林の再生活動を行うため、林野庁が推進する森林づくりの国民運動「フォレスト・サポーターズ」とのコラボレーションを発表。チャリティーグッズの販売や、イベントなどを通じて東北の復興をサポートすることになる。

 岩手県陸前高田市から来場した「高田松原を守る会」の鈴木善久会長は「松を植えて、林になるのは10年や20年ではできないこと。ですから映画を通して、東北の復興支援のために頑張っていただけるのは本当にありがたい」とそのサポートに感謝の意を述べた。それを聞いた吉沢は「皆さんそうだったと思うのですが、311のときは僕も無力感を感じました。俳優は演じることしかできないですから。でもそれから時間がたって、映画を通じて復興支のお手伝いができることになって純粋にうれしい」と笑顔を見せた。(取材・文:壬生智裕)

映画『道~白磁の人~』は6月9日より新宿バルト9ほかにて全国公開


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