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バカリズム、狡猾な悪役でハリウッドデビュー!?『ハンガー・ゲーム』で日本語吹き替えに初挑戦!

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水樹演じる主人公をどう追い詰める?バカリズムと演じるセネカ
水樹演じる主人公をどう追い詰める?バカリズムと演じるセネカ - (C) 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.

 人気お笑い芸人バカリズムが、国家からの命令で命懸けのゲームに駆り立てられる若者たちを描き、世界各国でヒットを記録している映画『ハンガー・ゲーム』の日本語吹き替え声優に抜てきされた。ナレーション・俳優・執筆など多方面で才能を発揮するバカリズムのアフレコに、現場スタッフからは絶賛の声が上がったという。

映画『ハンガー・ゲーム』場面写真

 本作は、アメリカで大ベストセラーとなった小説が原作のサバイバル・スリラー。国家から強制的に選出されたプレイヤーたちが最後の一人になるまで殺し合う「ハンガー・ゲーム」の出場者となった少女カットニス(ジェニファー・ローレンス)の戦いを描く。

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 バカリズムが演じるのは、命を懸けて戦いに挑むプレイヤーたちを翻弄(ほんろう)するゲームメイカー・セネカ。最高権力者スノー大統領の下、ゲームの観客である富裕層をショーとして満足させる展開を作る役割を担う狡猾(こうかつ)な役どころとなる。バカリズムのアフレコは、現場で音響監督から「セネカの悪役じみた笑い声がピッタリ」といわれるほどの芸達者ぶりだったといい、バカリズム自身も「こういうタイプの吹替えはやった事がなかったので最初は戸惑いましたが、完全に“セネカ”という狡猾なキャラに成りきれたと思います」と自信をのぞかせている。

 本作の日本語吹き替えについては、すでに主人公カットニスを、声優で歌手の水樹奈々が務めることが発表されている。実力派声優演じる主人公の運命を、バカリズム演じるセネカはどのように翻弄(ほんろう)していくことになるのか。バカリスム自身「ゲーム自体もドキドキしますが、各キャラクターそれぞれを取り巻く環境、そこに行きつく過程が細かく設定されていて面白い」と絶賛する本作のスリリングな興奮に期待したい。(編集部・入倉功一)

映画『ハンガー・ゲーム』は9月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開

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