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ぴあフィルムフェスティバルグランプリ決定!長野県出身の23歳鶴岡慧子監督『くじらのまち』

ぴあフィルムフェスティバルグランプリ決定!長野県出身の23歳鶴岡慧子監督『くじらのまち』
グランプリを獲得した『くじらのまち』鶴岡慧子監督

 28日、京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターでPFFアワード2012表彰式が行われ、長野県出身の23歳、東京芸術大学 大学院 映像研究科に所属する大学院生、鶴岡慧子監督の『くじらのまち』がグランプリを受賞した。

 映画監督への登竜門として34回目を迎える「PFFアワード2012」。今年の応募総数522本の中から「1次審査」「2次審査」と厳正なる審査が重ねられ、16本の入選作品が決定。そこから映画監督の高橋伴明、行定勲、写真家の川内倫子、俳優の新井浩文、映画プロデューサーの川村元気の最終審査員5人が審議を重ね、各賞を選定した。

 今回、グランプリの栄誉に輝いたのは、男女3人の仲良し高校生による三角関係とすれ違う心の揺れをみずみずしく描いた鶴岡慧子監督の『くじらのまち』。グランプリ決定に鶴岡監督は驚いた表情で、「不意打ちというか、光栄でございます。この場に仲間と立てて、胸がいっぱいです。グランプリの名に恥じないように一生懸命映画作りに励みたいと思います」と感激のコメント。さらに「2011年3月11日に大震災が起きまして、その年に卒業制作を撮ることが決まっていたんで、(題材について)長い間考えて、苦しんだ期間もありました。でもキャスト、スタッフの仲間たちが背中を押してくれて、何とか完成にこぎ着けました」と仲間への謝辞を述べた。

 グランプリプレゼンターで、最終審査員を務めた俳優の新井は「自主制作といっても、結局は面白いか面白くないか、そこだけなんで。そういう意味では、この作品のクオリティーは高いです」と高評価。今回の『くじらのまち』は来月開催予定の第25回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で招待上映される予定となっている。

 今回の応募総数522本のうち、応募者の最年少は16歳、最高齢は83歳。時代の流れもあり、8ミリフィルムでの応募はゼロだった。さらにこの日選ばれた3賞5作品、およびPFFパートナーズが選ぶ3賞に選ばれた面々は、劇場映画監督デビューが約束される第24回PFFスカラシップへの挑戦権が得られることとなる。(取材・文:壬生智裕)

■PFFアワード2012受賞結果一覧
日本映画ペンクラブ賞:『Please Please Me』(青石太郎監督)
映画ファン賞(ぴあ映画生活賞):『かしこい狗は、吠えずに笑う』 (渡部亮平監督)
エンタテイメント賞(ホリプロ賞):『かしこい狗は、吠えずに笑う』 (渡部亮平監督)
ジェムストーン賞(日活賞):『くじらのまち』(鶴岡慧子監督)
審査員特別賞:『故郷の詩』(嶺豪一監督)、『あん、あん、あん』(イノウエカナ)、『stay チューン』(伊藤智之監督)
準グランプリ:『魅力の人間』(二ノ宮隆太郎監督)
グランプリ:『くじらのまち』(鶴岡慧子監督)


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