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役所広司、大滝秀治さんへ哀悼の意

役所広司、大滝秀治さんへ哀悼の意
大滝秀治さんの死を惜しんだ役所広司

 6日、俳優の役所広司が川崎市で開催中の「第18回KAWASAKIしんゆり映画祭2012」に出席した。今年春に紫綬褒章を受章したことを記念して企画された「特集 役者一代・役所広司」で上映された主演映画『キツツキと雨』の舞台あいさつに登壇した役所は、先日亡くなった俳優の大滝秀治さんへ「とても残念です」と哀悼の意を表した。

 映画祭初日となったこの日、本映画祭のゲスト出演は3度目になるという役所は、ゾンビメークを披露し話題になった本作を引っ提げ登場。ゾンビ映画の撮影隊がやってきたことにより、いつしか製作にのめり込んでいく木こりを演じた役所は、雑なゾンビメークを施されたことに「あのメークでたばこ吸ったり、弁当(待ちの列)に並んだり、ホント傑作です」とメガホンを取った沖田修一監督の着眼点を称える。するとそこに、沖田監督本人が飛び入り参加。沖田監督は「役所さんが演じたら面白いなと、シナリオを書いているときから思っていました。オファーを受けてくれて逆に怖くなった」と役所の出演を喜んでいた。

 また、大作から小規模な作品まで幅広く出演することについて言及されると役所は、「大作も個性ある作品も好きです」と笑いつつ「最近は、これはもうかるぞという、多くのお客さんに喜んでもらえる邦画がヒットしていますが、そうではないものは日の目を見ていないように感じる。洋画に比べて邦画がはやらなかった時代のほうが、バラエティーに富んだ作品が多かった」と現在の邦画製作の方向性に疑問を呈すると同時に、昔を懐かしんでいた。

 そして、数多くの映画や舞台で活躍したベテラン俳優の大滝秀治さんが亡くなったことにも触れた役所。「同じ映画には出ているのですが、直接お話をしたことはないんですよ。とても残念です」と同じ俳優として哀悼の意を述べていた。

 「第18回KAWASAKIしんゆり映画祭2012」は今年で18回目を迎える、市民(みんな)が作る映画のお祭り。国内外の名作やドキュメンタリーを多数上映する。「特集 役者一代・役所広司」では『キツツキと雨』のほか、役所の主演作『Shall we ダンス?』『東京原発』『わが母の記』の上映を予定。(取材・文:池田敬輔)

「第18回KAWASAKIしんゆり映画祭2012」は10月14日まで開催


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