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小島慶子、妄想で「夫を殺す」 トークショーでぶっちゃけ!

小島慶子、妄想で「夫を殺す」 トークショーでぶっちゃけ!
私生活を赤裸々に語った小島慶子

 23日、永山絢斗、田畑智子主演の話題作『ふがいない僕は空を見た』で、映画化にまつわる秘話から現代女性の悩める心理まで、本音さく裂(!?)のトークイベントが行われた。

 この日のイベントに出席したのは、原作の大ファンを自負するタレントの小島慶子、監督のタナダユキ、原作者の窪美澄。まず、原作で伝えたかったことについて、窪は「誰が正しいという答えはなく、不可解なこと、つじつまが合わないことが実はリアルなんだということを表現したかった」と真摯(しんし)に語った。

 タナダ監督は原作の感想を「正しいことが実は正しくなかったり……。世の中の不条理がフラットに書かれているのが面白かった」とコメント。小島は「不完全な者同士が出会ってさまざまなことが起こるんですよね。原作の卓巳(主人公)はあまり好きになれなかったのですが、永山くんが演じたことで、すごく親近感が湧いた」とベタ褒め。「あのモヤモヤ感がいいんですよね。田畑さん演じる里美も自然体ですごく良かった」とタナダ監督も俳優陣を称えた。

 トークは徐々にエスカレートし、本編でも繊細かつ大胆に描かれている女性の悩める心理へと話題が移行。三人の私生活話がさく裂し、小島が「不条理といえば、わたしには夫がいて大好きなんですが、目の前にステキな男性が現れると『もし夫に万一のことがあったら、この人と結婚しちゃうのかな?』とか変な妄想しちゃうんですよね。勝手に夫を殺している」と切り込むと、窪は「子どもを産んだとき、夫に『牛と同じだ!』って言われてショックを受けた。でも、考えてみればそうなんですよね。わたしも産んだ瞬間『自分は動物だ!』と思ったし、それで何だか気持ちが楽になった」と追い打ちをかけた。

 結婚、出産の経験のないタナダ監督は「“女ならでは”“女だからこそ”とか最近よく言われるんですが、そういう表現にちょっとうんざりしているんです。人間はその2種類しかないのかと。ま、中間もいますけどね」と心境を吐露し、場内に笑いを誘った三人のぶっちゃけトークは「人は死ぬまで不完全」ということで最後に意見が一致した。

 2011年本屋大賞2位、第24回山本周五郎賞を受賞した窪美澄の同名小説を、『百万円と苦虫女』の気鋭タナダユキ監督が映画化した本作は、女性の視点から、恋愛、妊娠、出産を通して「生きる」ということを赤裸々に描いた渾身(こんしん)の一作。揺れ動く思春期の心を繊細に表現した永山絢斗、心の奥底に根ざす闇を体現した田畑智子、主演の二人が奏でる複雑な人間模様が観るものの胸を打つ。(取材・文:坂田正樹)

映画『ふがいない僕は空を見た』は11月17日よりテアトル新宿ほかにて全国公開


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