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「ウォーキング・デッド」の原作コミック第1巻がオークションで80万円で落札

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ドラマだけでなく原作コミックも大人気! - 海外ドラマ「ウォーキング・デッド」より
ドラマだけでなく原作コミックも大人気! - 海外ドラマ「ウォーキング・デッド」より

 テレビドラマ「ウォーキング・デッド」の原作コミック第1巻がアメリカのオークションサイトeBayに出品され、1万100ドル(約80万8,000円)で落札された。(1ドル80円計算)

 コミック本が高額で取り引きされることは知られているが、21世紀に入ってから出版されたものにこれだけの値がつくのは非常に珍しいとThe Hollywood Reporterは報じている。コミックの状態などを調べ、格付けを行うCGC社(Comics Guaranty LLC)は、出品されたコミックの状態を10点満点中9.9点と査定しており、マニアにはたまらない1冊だったようだ。

 出品したFlyers Comicsは、「『ウォーキング・デッド』が永久的にポップカルチャーの仲間入りをした今、このコミックの購入は投資に値する」と商品説明に書いているとおり、2年前には同じ9.9点査定の第1巻が2,500ドル(約20万円)で、1年前には7,000ドル(約56万円)で落札されており、その価値はここ数年だけで何倍にも膨れ上がっている。

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 2003年10月に発売された第1巻は7,300部しか出版されず人気がなかったものの、今年7月に発売された第100巻は初日で37万5,000部を売り上げ、今世紀で最も売れたコミックとなっている。テレビドラマの人気も増しており、10月14日にアメリカで放送された同ドラマの第3シーズンの第1エピソードは、ベーシック・ケーブル局の記録を大きく塗り替える高視聴率を獲得。全米で1,009万人が視聴し、この数字は第2シーズンの最終エピソードの視聴者数から200万人もアップしている。

 ベーシック・ケーブル局とは、ケーブルテレビの基本パックに含まれるケーブル局のことで、HBOなどの有料放送に契約していなくても見ることができるチャンネル。「ウォーキング・デッド」を放送しているAMCの社長は、キャストとスタッフの絶え間ない努力のおかげですばらしいドラマを視聴者に届けることできるとコメントし、記録的な視聴率を獲得できたことを光栄に思うと言っている。(澤田理沙)

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