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脚本家、女優、ゴールデン・グローブ賞の司会も務めたティナ・フェイを直撃、新作で大学の入学担当事務局員に挑戦!

脚本家、女優、ゴールデン・グローブ賞の司会も務めたティナ・フェイを直撃、新作で大学の入学担当事務局員に挑戦!
ティナ・フェイ(左)、ポール・ラッド(右)

 過去にはテレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」のヘッドライターを務め、人気テレビシリーズ「30 ROCK/サーティー・ロック」では脚本・主演・製作総指揮を務めた女優ティナ・フェイが、新作『アドミッション(原題) / Admission』について、男優ポール・ラッドと共に語った。

 同作は、アメリカの名門プリンストン大学の入学担当事務局員であるポーシャ(ティナ・フェイ)は、オルタナティブ教育に従事する先生ジョン(ポール・ラッド)を介して、天才少年ジュレマイア(ナット・ウォルフ)に出会う。プリンストン大学を目指すジュレマイアとの出会いを通して、未婚で子どももいなかった彼女の人生が変わり始めていくというコメディー作品。監督は、映画『アバウト・ア・ボーイ』のポール・ワイツがメガホンを取っている。

 この映画では、名門プリンストン大学の入学過程を題材に扱っているが、個人的な入学経験についてティナは「ラッキーなことに、わたしは私立高校に通っていなかったから、決して無理にアイビー・リーグ(アメリカの東部にある名門私立大学8校)に入れようという環境下にはいなかったけれど、個人的にはアイビー・リーグに入りたいと思っていたわ。でも、アイビー・リーグに入ろうとする動機が家族や周りの環境がそうだったからとか、ハーバード大学、イェール大学、プリンストン大学に入れなかったら人生が終わったと思っているような風潮はクレイジーだと思っているわ」と語った。

 ティナはリサーチの過程で、実際に入学担当事務局員に会ったのか。「この映画の原作を執筆したジーン・ハンフ コレリッツは、入学担当事務局員として働いていたことがあったから、ジーンに数回会ったことが役に立ったわ。そのほかに、数人の入学担当事務局員に会った際に、『我々は常に(大学入学の申請者に)Noと決断を下しているように思われがちだが、本心ではできる限り生徒を入学させて、(大学で)より羽ばたいていってほしいと思っている』という言葉が印象的だった」と明かした。

 ポール・ラッドが演じたジョンは、黒人の男の子ネルソンを養子にしていることで、メッセージ性のある映画になっている。「僕に初めて子どもができたとき、子どもは親の生活に適応していくと思っていたが、実際にはそんな状態もすぐに変化していってしまう。このネルソンもそうで、父親のジョンがこれまで世界中のあらゆる国に住んでいたため、ネルソンはジョンと共に外国で暮らしてきたが、ネルソン自身は、そんな子どもとして選択できない状態を嫌っている。これは、同じくオルタナティブ教育を受けるジュレマイアもそうで、自分の意思で(大学を)選択し始めることが重要な鍵を握っていて、ネルソンにもその兆候(自己選択の意志)が見え始めているんだ」と語った。

 映画はコメディー調ではあるが、学歴に左右されない天才少年を入学担当事務局員が信じることで、家族の意味合いを問いただしている作品に仕上がっている。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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