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歌手のAI、風評被害に苦しむ福島の野菜について、そして放射能について1から学ぶ

 3日、神奈川県のショートフィルム専門映画館ブリリア ショートショート シアターで福島の復興企画「AIサミット2013~VOICE~」エキシビジョンが行われ、歌手のAIが福島の風評被害や放射能について学んだ。

 今年の2月8日に、福島県内の8つの中学校から集まった約50名の生徒たちとともに福島の復興について考える「AIサミット2013~VOICE~」を実施したばかりのAI。この取り組みは、福島で起きている野菜の風評被害問題に福島の中学生たちが取り組む姿を描いたドキュメンタリー作品『STAND UP』を観たAIが「中学生って本来ならゲームやドラマの話なんかをして、楽しく笑いたい時期だろうに。それでも一生懸命動いている姿に感動した」ことがきっかけになった。

 福島の中学生たちからは「福島の野菜を食べられますか?」と質問を受けたというAI。それに対しての「もちろん食べられるけど、ちょっぴり怖いと思う」と答えたAIの正直なコメントに、「みんなシュンとなってしまって。難しいですよね。できることなら全部食べてあげたいし、何でもやりたいけど、自分が放射能のことについてあまりにも知らなさすぎる」と感じたAI。そこでこの日は有識者を招いて、「放射能について学ぶ」「何をもって復興といえるのか~福島の復興の現在~」と題したパネルディスカッションを執り行うこととなった。

 この日は「放射能について何も知らない」というAIのために、福島の食品販売サイト「たなつもの」が行っている放射能検査の現状、そして放射能の専門家による講義などを実施。それを聞いたAIは「今までこういう話を誰ともしてこなかった。今までは福島産というだけで、なるべく買わないようにしようという気持ちがどこかにあったけど、これからは正しい知識を身につけた上で、自分の判断で食品を選ぶことが出来そう」と心境の変化を吐露した。

 ブリリア ショートショート シアターで3月31日まで実施されているエキシビジョンでは、今回のサミットで立案された福島の中学生考案のアクションプランが会場に展示されるほか、「VOICE」(愛をもって語り合おうよ)をテーマにセレクトされたショートフィルム全4本を上映する「VOICEプログラム」(上映作品『STAND UP』、清水美沙主演『京太の放課後』、
濱田龍臣、南沢奈央ら出演『皆既日食の午後に』、落合賢監督作『井の中の蛙』)などが実施される。(取材・文:壬生智裕)


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