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大林宣彦監督、AKB48のPV「So long!」はヒッチコックにとっての『サイコ』のような作品と明かす!

大林宣彦監督、AKB48のPV「So long!」はヒッチコックにとっての『サイコ』のような作品と明かす!
『ヒッチコック』のトークショーに出席した大林宣彦監督

 14日、スペースFS汐留で映画『ヒッチコック』特別試写会が開催され、大林宣彦(映画作家)、滝本誠(評論家)、細越麟太郎(映画評論家)がトークショーを行い、大林監督が手掛けたAKB48のプロモーションビデオ(PV)についてや、劇中に登場するアルマ・レヴィル夫人の貴重なエピソードなどを語った。

 同作は巨匠アルフレッド・ヒッチコック(アンソニー・ホプキンス)の知られざる素顔に迫る伝記ドラマで、ヒッチコックを陰で支えた妻で名編集者でもあったアルマ夫人(ヘレン・ミレン)との愛や葛藤も交え、不朽の名作『サイコ』が成功するに至るまでの知られざる道のりを描いていく。

 3月15日が日本記念日協会から「サイコの日」と制定されたことにより、前日祭として開催されたこの日のイベント。『サイコ』の宣伝パーティーでアルマ夫人と対面したことがあるという細越は「ほとんど影武者のようにヒッチコックとも距離を置いていて、慎ましい方でした」とそのときの印象を語る。大林監督も「自分が出たら良くも悪くもヒッチコックのイメージが壊れるということをわきまえていた陰の人なんですね」とアルマ夫人の人柄を称えた。

 また、劇中では完成した『サイコ』が第1回の関係者試写会で酷評され、ヒッチコックとアルマ夫人が再編集に挑む様子も描かれている。細越はパーティーでアルマ夫人が『サイコ』の内容について「ホラー」とだけ言い、ストーリーについて多くは語らなかったことに触れて、「今思ったけど、あの時点では完成した作品があまり良くなかったのではないかな」と分析していた。

 一方、大林監督といえばメガホンを取ったAKB48の楽曲「So long!」のPVがファンの間で高い評価を得ているが、これについては「ヒッチコックにとっての『サイコ』のような作品だ」と説明する場面も。「一昨年撮った『この空の花 長岡花火物語』と同じテーマで撮ったんです。それはヒッチコックが、(演出も全く違う)テレビのスタッフと一緒に『サイコ』を撮ったのと同じようなことです」と異色の環境で挑戦した作品だったことを明かした。(取材・文:中村好伸)

映画『ヒッチコック』はTOHOシネマズ シャンテほか4月5日より全国公開


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