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ジェームズ・マカヴォイに電話インタビュー、ダニー・ボイル監督とタッグを組んだ新作とは?

ジェームズ・マカヴォイに電話インタビュー、ダニー・ボイル監督とタッグを組んだ新作とは?
新作『トランス』で記憶を失くした男を演じたジェームズ・マカヴォイ - Matt Carr / Getty Images

 映画『つぐない』、『ウォンテッド』などでおなじみのスコットランド出身の人気俳優ジェームズ・マカヴォイが、新作『トランス(原題) / Trance』について電話インタビューで語った。

 同作は、オークションハウスに勤めるサイモン(ジェームズ・マカヴォイ)は、裏組織と手を組んで、絵画を盗み出す計画を企てるが、強盗の際に頭部を強打されて記憶を失ってしまい、どこに絵画を隠したかわからなくなる。そこで、ギャングの首謀(ヴァンサン・カッセル)はサイモンに催眠術師(ロザリオ・ドーソン)を付けて、彼の過去を取り戻し、絵画を探し出そうとするが、思わぬ展開が待ち受けていたというスリラー作品。監督は、映画『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイルがメガホンを取っている。

 記憶喪失した男を演じてみて「催眠に関してリサーチをしてみて、催眠が人にどれほど影響を与えるかを理解し、さらにキャラクター自身は本人をよくわかっていなく、どのような能力を持っているかもわからず、どのようにキャラクターを定義していくか、僕自身も模索しながら演技を始めたんだ。例えば、このキャラクターが(記憶を失った時点で)良いやつか悪いやつかや、人懐っこいやつかそれとも人と距離を置くタイプかもわからないとかを考えながらね。ただ、次第に過去の記憶を取り戻す過程と、シーンとシーンを通して新たな情報を得ていく映画製作の過程が似ているため、僕自身はそれほど先のことを考え過ぎずに演じていた」と難しい役にも、彼なりのアプローチをしていたようだ。

 オークションハウスで働くサイモンを演じるうえで「ロンドンにある2つのオークションハウスを訪れ、そのうちの1つでマーク・ボルチモアという、実際に映画にも出演している人物から競売に関しての情報を得たんだ。そして、どのように人々(競売参加者)に競売の値を引き上げさせるかなどを学んだんだ。そのような場所にアクセスできたのは素晴らしい(俳優としての)特権だった」と語った。

 ヴァンサン・カッセルとの共演は「彼との共演は楽しかったよ。映画内でもフィジカルなシーンがたくさんあって、僕ら二人ともそれらを上手くこなしていた。彼はサーフィンをよくやり、僕はサッカーをしていて、日頃からお互い体を鍛えていたため、フィジカルなシーンも(余裕を持って)オープンに意見を交換したり、笑い合いながらこなすことができた」と語り、またダニー・ボイルの演出については「彼は、(製作する)映画に関して全ての答えを持っていなくても、撮影に入ることができる勇敢な人で、より困難で、複雑な質問を製作中にされていても、積極的に新たなことを(解答を)探し出していく。だから、誰もどのようなものが仕上がるかわかっていないが、ダニーとなら何か良い作品になることを信じている」と明かした。

 映画は、ダニー・ボイル監督特有のテンポのある演出とマカヴォイ演じる記憶を失った男サイモンの迫真の演技が、徐々に観客を引き込んでいく作品に仕上がっている。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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