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役所広司が無償で参加した震災ドキュメンタリー、公開へ

役所広司が無償で参加した震災ドキュメンタリー、公開へ
舞台あいさつに出席した役所広司

 1日、スペースFS汐留で映画『ガレキとラジオ』プレミアム試写会が行われ、本作で共同監督を務めた梅村太郎と塚原一成、本作のスペシャルサポーターでナレーションを務めた役所広司、そして「FMみなさん」元リーダーで、本作にも出演している工藤浩典氏が登壇した。

 東日本大震災の被害を受けた宮城県の南三陸町の住人が立ち上げた素人ラジオ局「FMみなさん」の活動に密着した本作。男女9名からなるメンバーは全員素人ながらも、町民のために情熱をもってラジオを放送。わずか10か月という活動期間ながら、子どもたちのためのクリスマス企画や、津波で大事な写真が流された家族やカップルのために、記念写真を改めて撮影する「出発式」イベントなどを開催し、打ちひしがれていた町民に笑顔を届けてきた。

 本作の趣旨に賛同した役所は、無償でナレーションに参加。梅村監督も「役所さんってすごい方ですよ。僕はずっと出てくださいとラブレターを書き続けたんですが、あのわけがわからない企画書だけでよくぞ参加を決意してくれた。しかも無償ということで、足を向けて眠れないですよ。なおかつ今日も(舞台あいさつに)付き合ってくださった」と感激の表情。工藤氏も「今日、初めてお会いしましたが、ものすごいオーラを感じて、一歩後ずさりをしてしまった。やっぱりスターは違います」としみじみとコメントした。

 一方の役所も「自分が役に立つことであれば(参加します)。明るくて前向きで希望を持てるものを作るんだという監督の言葉を受けて頑張りました。この作品にナレーションで参加できてありがたく思っています」と誇らしげな表情。さらに「自分たちも被災者で、それぞれに問題を抱えている中なのに、町の人たちに情報を発信するためにラジオ局を立ち上げて、笑顔で仕事をしている彼らの姿は心を打ちます。きっと(映画を観て)勇気をもらえると思います」と会場に呼び掛けた。(取材・文:壬生智裕)

映画『ガレキとラジオ』は4月13日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開


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