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35年を経てDVDでよみがえる『博多っ子純情』! 曾根中生監督と光石研が当時を語る

35年を経てDVDでよみがえる『博多っ子純情』! 曾根中生監督と光石研が当時を語る
左から、光石研、曽根中生、小屋町英治

 1978年に公開された映画『博多っ子純情』が初DVD化されたのを記念して、8日、代官山 蔦屋書店にて、メガホンを取った曾根中生監督、本作が俳優デビュー作である主演の光石研がトークショーを行なった。会場には、主役の中学生トリオのもう一人、小屋町英治も駆けつけ、当時を振り返りつつ、再会に花が咲かせた。

 大人でも子どもでもない博多の中学生が、九州の真夏の陽光と祭りの喧騒の中を駆け回り、大人になっていく青春&性春時代を描く本作。1970年代の博多の空気を色濃く封じ込めて全国的なヒットとなり、78年度キネマ旬報ベストテンにも選ばれた。

 光石は出演の経緯について「時給がすごくいいからと友だちに誘われて、ここにいる小屋町とエキストラのオーディションを受けたら、その友だちは落ちて、僕と小屋町が主役に選ばれた。ほとんど偶然だったけど、曾根監督との出会いが自分の人生にどれだけ大きいものだったか、今になってやっと実感しています」と振り返る。「とにかくいまだに、曾根監督がどうしているかと、映画関係者が僕に連絡してくるんですから」と監督を見ながらニヤリ。

 というのも、曾根監督は1990年に突然映画界から姿を消し、幻の映画監督といわれた人物。それが2011年の湯布院映画祭で本作が上映される際にひょっこりゲストで登場。映画ファンからは「あれは本当に曾根監督か?」と驚きの声が上がったという伝説的な存在だ。

 その曾根監督は「あの年齢でしか撮れない主役の少年たち(光石、小屋町)と、あの時代にしかない博多の町の風景を撮りたかった。たった一回の出会い。最初で最後の瞬間。輝いた瞬間が、彼らとぼくにはあったということ。この映画の撮影は幸せな時間でした」と明かすと「2人とも初めての演技なのに天才的でしたよ」とちょっといたずらっぽい笑顔を浮かべ、2人との再会を懐かしんだ。(取材/岸田智)

『博多っ子純情』DVDはDIGレーベルより発売中 価格3,990円(税込み)


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