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『ウォーム・ボディーズ』監督初来日をゾンビがお出迎え!撮影秘話から次回作まで大いに語る

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来日し、ゾンビたちから歓迎されたジョナサン・レヴィン監督
来日し、ゾンビたちから歓迎されたジョナサン・レヴィン監督

 映画『ウォーム・ボディーズ』のジョナサン・レヴィン監督が、「第6回したまちコメディ映画祭in台東」(通称:したコメ)に出席するため初来日した。オープニングセレモニーで作品にちなんでゾンビたちの歓迎を受けたレヴィン監督は、「こんなに楽しいレッドカーペットは人生初!」と喜びを表現していた。

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 本作は、アイザック・マリオンの小説ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語」を実写化した異色のロマンチック・ゾンビ・ラブコメディー。人間の女性(テリーサ・パーマー)に恋をしたゾンビ青年(ニコラス・ホルト)の姿を映し出す。

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 ティーチインに出席したレヴィン監督は、本作を着想した時期について「実は前作『50/50 フィフティ・フィフティ』が完成する前に着手していて、ひそかに脚本を練っていた」と告白。映像化するにあたっては「『ウォーリー』『E.T.』『ロミオ&ジュリエット』から、『28日後...』『死霊のえじき』などのゾンビ映画、『トゥモロー・ワールド』のような終末後の世界が登場する映画も参考にした。この作品には純愛からポップカルチャーまでいろんな要素があるからね」と明かした。

 音楽の使い方にもこだわりを持つレヴィン監督は、「音楽は映画のシーンやキャラクターを効果的に表現することができる」と持論を展開しながら、「ただ今回は、原作でフランク・シナトラやザ・ビートルズが多く使われていて、これはコストがかかり過ぎると思い変更した」と説明。そのため、脚色の段階でガンズ・アンド・ローゼズブルース・スプリングスティーンといったレヴィン監督の趣味の世界に塗り替えたという。

 また、ゾンビが走ったり、よみがえったり、人間の心を持ったりという独自の表現法については、「ゾンビは実在するものではない。だから監督の好きな描き方でいいんじゃないかな。動きに関しては、シルク・ドゥ・ソレイユのダンストレーナーにも協力を仰ぎ決めていった。もちろん、ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビの動きも意識したが、もう少し動きがあってもいいだろうと判断をした」と語っていた。

 ちなみにレヴィン監督の次回作は「ジャマイカを舞台にした旅の物語」。『50/50 フィフティ・フィフティ』のスタッフが再結集する予定だといい、ファンは要注目だ。(取材・文:坂田正樹)

映画『ウォーム・ボディーズ』は9月21日よりシネクイントほか全国公開

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