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さだまさしの「サクラサク」が読者の熱意で映画化!

さだまさしの「サクラサク」が読者の熱意で映画化!
原作のさだまさし、主演の緒形直人、共演の南果歩、藤竜也

 さだまさしの短編小説集「解夏」収録の「サクラサク」が、緒形直人主演で映画化されることが明らかになった。舞台となっている福井県に住む読者が作品に感動し、映画化を熱望したことから企画がスタート。有志の力が美浜町、福井市、そして福井県をも動かし、2年半という歳月を経て10月初旬にクランクインを迎えることになった。共演は南果歩、藤竜也。

 映画『サクラサク』で描かれるのは、家族を顧みず仕事ばかりしてきた結果、妻(南)との間が冷え切り、息子や娘との関係も破綻したサラリーマンの俊介(緒形)が、同居している父(藤)が認知症を発症したことから家族の絆を取り戻そうとする姿。父の故郷への旅に家族を連れ出し、再生していくさまを映し出す。

 監督は、同じくさだ原作の映画『精霊流し』(2003)でタッグを組み、市川海老蔵主演の映画『利休にたずねよ』(12月7日公開)で先日の第37回モントリオール世界映画祭最優秀芸術貢献賞を受賞した田中光敏。

 自身の父親との思い出を基に執筆した同名原作の映画化とあって、さだの思い入れも強い。「家族の再構築を描いた大人のロードムービー・メルヘンですが、素晴らしい監督、キャストに恵まれて、温かい名作が生まれると信じています」と力強くコメントした。

 主演の緒形は「この映画に関わる全ての人達と気持ちを一つにして、物語の主題である家族の再生を丁寧に演じていきたい」と意気込み、認知症を患う父親・俊太郎役の藤は「父親が痴呆を発症したことで、氷結した家族が少しずつ溶けていく。人の優しさや生きていくことの素晴らしさが描かれているとてもいい話だと思いました。好きですね」と作品に愛着のある様子。

 南は「この物語では、俊太郎の病気をきっかけに旅を始め、家から離れて時間を重ねる中で、お互いを徐々に知っていき、『家族だからといってすべて知っている訳ではない』という部分が非常に上手く描かれています」と見どころを明かす。「役者陣皆さんの熱意と作品にかける思いをしっかりと受け止めました」という田中監督がひと組の家族を通して世にかけがえのないメッセージを送り出す。(編集部・小松芙未)

映画『サクラサク』は2014年4月全国公開


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