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真田広之を直撃、コリン・ファースと共演した話題作『レイルウェイ 運命の旅路』を語る!

真田広之を直撃、コリン・ファースと共演した話題作『レイルウェイ 運命の旅路』を語る!
真田広之

 映画『ラスト サムライ』以降、海外のテレビや映画で活躍する真田広之が話題作『レイルウェイ 運命の旅路』について語った。

 同作は、第2次世界大戦で日本軍の捕虜となったエリック(コリン・ファース)が、タイとビルマ間を走る泰面鉄道建設で強制労働や拷問を受けた体験から、過去のトラウマにとらわれ、戦後も妻パトリシア(ニコール・キッドマン)と穏やかな日々を送れずにいたある日、戦争当時現場に居た日本人通訳の永瀬隆(真田)の生存を知るというもの。映画『バーニング・マン(原題)/ Burning Man』のジョナサン・テプリツキーがメガホンを取った。

 「『戦場にかける橋』のウソと真実」など永瀬の書物について「コリンが撮影当時まだ存命していたエリックさんに会えたようには、永瀬さんご本人に会うことはできませんでした。まず、脚本を読んでから原作の基となるエリックさんの自叙伝と永瀬さんの書かれた書物を同時に読みました。その二つの書物にはほぼ同じことが記され、その時に一方的な見解ではない真実ということを認識させられました。その後、永瀬さんの書物に書かれた出来事や場所に関連する資料を取り寄せて読みあさっていました」と答えた。

 若き日の永瀬役を演じる石田淡朗との事前のやり取りについて「彼とは何度かE-mailで基本的な話をし、戦時の日本人としての立ち位置を確認したりしました。ただ、若き日の永瀬像と年を取って僕が演じる永瀬像は中身が違うので、若き日の永瀬にリンクさせるために何かをすることはなかったです。お互いそれぞれのパートを信頼し任せ合って、あとは監督が編集で一人の人物に仕上げてくれました」と語る通り、年月を経て全く異なった永瀬役に注目だ。

 後にエリックは退役軍人と同体験を語り合えたが、永瀬さんにはそれができなかった。「被害者であったエリックさんと違い、永瀬さんの周りには認めたがらない同僚が多かった。外務省などの圧力、他から妨害行為などもあったと書物で読み、永瀬さんは孤独だったと僕は思います。唯一応援してくれたのは彼の奥さんや、後に彼がタイで建設した寺院の仲間でしょうね。だから、過去にふたをしようとする周りの日本人の中で、彼が口を開く勇気にすごく感銘を受けました」と笑顔で答えた。

 映画は、日本人が教科書では学ばない事実と戦争の残酷さを知った中で、最終的に人の許容を通して生きることへの価値を見いだした作品だ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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