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ラッセル・クロウがご機嫌来日!客席に下りてファンサービスも!

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客席でファンサービスを行うラッセル・クロウ
客席でファンサービスを行うラッセル・クロウ

 オスカー俳優ラッセル・クロウが19日、緊急来日し、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた主演映画『ノア 約束の舟』の舞台あいさつ付きスペシャル試写会に出席した。ラッセルの来日は2010年公開の映画『ロビン・フッド』以来約3年半ぶり。登壇すると「日本に来るといつも楽しい」と笑顔を見せた。

ラッセル・クロウがご機嫌でファンサービス!フォトギャラリー

 カンヌ国際映画祭に参加した後、本作の最後の公開地である日本へ急きょ来日したラッセル。会場を埋め尽くしたファンを前に「ハロートーキョー!」と手を挙げ、「日本に来るといつも温かく迎えてくれ本当に感謝しています」とコメント。当初は滞在時間10時間、ゼロ泊で夜のうちにオーストラリアへ帰国すると伝えられていたが、帰国は明日に変更され、「前回来日した時はいろんな日本酒に挑戦しましたが、これが終わったらぜひもう一度その挑戦をしたい」とご機嫌な様子で夜の予定を明かした。

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 「来日してもいつも観光をする時間がない」とラッセル。「わたしは日本文化にすごく魅了されていますから、いつか子供を連れて、東京以外の場所も観光してみたい。子供たちに素晴らしい日本文化をぜひ体験させてあげたい」と親日家らしいコメントも残し、フォトセッション時には客席へ下りて、ファンとの握手や写真撮影に応えるなど、積極的なファンサービスも行った。

 また、旧約聖書の「ノアの箱舟」を描いた本作については「雨のシーンがたいへんだった。何日も何日もずぶ濡れになった」と過酷な撮影を振り返り、「ニューヨークのロングアイランドの冬の水を使った雨で、凍りつくように冷たかった。(オファーを)名誉だと思ったし、チャレンジだと思って受けたけど、撮影が始まったら、これまでで一番たいへんな経験となった」と苦労談を明かしていた。

 本作は人類史上最古にして最大の謎「ノアの箱舟」伝説を描くスペクタクル感動巨編。ラッセルはあらゆる文献をリサーチし、綿密な役づくりを決行して主人公ノアを熱演。ダーレン・アロノフスキー監督からは「地球上に、ノアを演じることができる俳優はラッセル・クロウしかいない」と賛辞を受けた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『ノア 約束の舟』は6月13日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開

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