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フィリップ・シーモア・ホフマンさん最後の主演作『誰よりも狙われた男』は10月公開

フィリップ・シーモア・ホフマンさん最後の主演作『誰よりも狙われた男』は10月公開
フィリップ・シーモア・ホフマンさん - 映画『誰よりも狙われた男』より - (c) A Most Wanted Man Limited / Amusement Park Film GmbH (c) Kerry Brown

 今年2月に46歳の若さでこの世を去った名優フィリップ・シーモア・ホフマンさん最後の主演作『A Most Wanted Man』の邦題が『誰よりも狙われた男』に決まり、10月より日本公開されることがわかった。

 本作は、映画『裏切りのサーカス』の原作者としても知られるスパイ小説の巨匠ジョン・ル・カレが、アメリカ同時多発テロ事件後のリアルな諜報戦をあぶりだした傑作ミステリーの映画化作品。一人の若者がドイツに密入国したことをきっかけにして女性弁護士、銀行家、諜報員らが巨大な闇の中へ巻き込まれていくさまを、『コントロール』のアントン・コービン監督がスタイリッシュな映像で描き出した。

 フィリップさんが演じたのは、ドイツ・ハンブルクの小さなテロ対策スパイチームを率いるギュンター・バッハマン。フィリップさんは組織と板挟みになりながらも、己の信念を貫こうとするバッハマンのすごみ、哀愁、人間臭さまで見事な演技で体現しており、コービン監督も「彼はこの映画を本当に誇りにしていたことを僕は知っている」とコメントしている。

 フィリップさんのほかにも、人権弁護士アナベル・リヒター役にレイチェル・マクアダムス、銀行家トミー・ブルー役にウィレム・デフォー、CIA役にロビン・ライト、バッハマンの忠実な右腕となるイルナ・フライ役にニーナ・ホス、バッハマンのチームに欠くことのできないマキシミリアン役にダニエル・ブリュールと、人気、実力を兼ね備えた俳優陣が集結。また、本作の鍵を握るドイツに密入国した若者イッサ役には、「彼は掘り出し物だった」とコービン監督が絶賛するロシアのグレゴリー・ドブリギンがふんしている。

 アカデミー賞に4度ノミネートされ、『カポーティ』(2005)では主演男優賞に輝くなど当代最高の名優の名をほしいままにしていたフィリップさん。伏線に伏線を重ねた繊細なストーリーテリングでル・カレの世界を昇華し、知的なエンターテインメントに仕上がった本作は、フィリップさん最後の主演作というにふさわしい。(編集部・市川遥)

映画『誰よりも狙われた男』は10月、TOHOシネマズシャンテほか全国公開


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