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『息もできない』のキム・コッビ、監禁猟奇殺人容疑者との攻防!奇才白石晃士監督とのコラボを振り返る

『息もできない』のキム・コッビ、監禁猟奇殺人容疑者との攻防!奇才白石晃士監督とのコラボを振り返る
映画『ある優しき殺人者の記録』で血まみれのヒロインを大熱演するキム・コッビ

 ホラー映画の奇才・白石晃士監督最新作『ある優しき殺人者の記録』のヒロインを務めた韓国の人気女優、キム・コッビが、白石監督の独特の世界観について語った。コッビは、8月27日から31日まで大分県由布市で行われた湯布院映画祭のゲストとして来日した。

 本作でコッピが演じるのは、女性ジャーナリストのソヨン。ある日、彼女は、幼なじみのパク・サンジュン(ヨン・ジェウク)から、日本人カメラマンの田代(白石晃士)と共に廃屋マンションの一室に呼び出され、監禁されてしまう。障害者施設から逃げ出したサンジュンには18人を惨殺した容疑が掛かっており、ソヨンと田代は、そんなサンジュンの暴走の一部始終を目撃することになる……。

 映画『ノロイ』や、オリジナルビデオ「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズなどで知られる鬼才・白石晃士監督の代名詞ともいうべきPOV(主観映像)方式のフェイク・ドキュメンタリースタイルや、UMAや怪奇現象の登場といった白石節は本作でも健在。むしろ日韓合作映画となった本作ではそのスタイルはさらに深化し、パワーアップしている。

 そんな白石監督のスタイルを「シナリオやその世界観が非常に独特」と評するコッビは、「最初はそのスタイルをうまく消化できなかったんですが、完成した映画を観て納得しました」と述懐。さらに「実際に撮影をした時は、白石監督自身が田代というカメラマン役で、役者としても映画に出演していました。しかし、そんな状況であっても、とにかく現場の全てに目が行き届いている方なんだなと思いました」と付け加えた。

 2010年に日本で公開された映画『息もできない』の勝ち気な女子高生役で注目を集めたコッビは、その後、『蒼白者 A Pale Woman』(常本琢招監督)、『クソすばらしいこの世界』(朝倉加葉子監督)、『グレイトフルデッド』(内田英治監督)、そして本作と多くの日本人監督とのコラボレーションが続いている。

 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭がきっかけになって、いろいろな出会いがあった。本当にうれしいこと」と切り出したコッピだが、「ただ、ゆうばりはジャンル映画が好きな人が多く集まる映画祭なので、たまには他のジャンルの作品にも出てみたいかな」と笑ってみせる。ちなみに彼女が今後、やってみたい役柄は、「犬童一心監督の『ジョゼと虎と魚たち』が大好きなので、池脇千鶴さんがやったジョゼみたいな役」とのことだ。(取材・文:壬生智裕)

映画『ある優しき殺人者の記録』は、9月6日より全国順次公開


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