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『アメリ』のジュネ監督、約4年ぶりの来日!6か国語を操る天才子役と共に!

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(上)ジャン=ピエール・ジュネ監督(下)カイル・キャトレット
(上)ジャン=ピエール・ジュネ監督(下)カイル・キャトレット - (C) EPITHETE FILMS - TAPIOCA FILMS - FILMARTO - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA

 『アメリ』などで知られるジャン=ピエール・ジュネ監督が自身初の3Dに挑戦した新作『天才スピヴェット』が、第27回東京国際映画祭の特別招待作品に選出され、ジュネ監督が本映画祭にあわせて、主演の子役カイル・キャトレットと共に来日することがわかった。ジュネ監督が映画のプロモーションで来日するのは映画『ミックマック』(日本公開2010年9月)以来、約4年ぶりとなる。

映画『天才スピヴェット』予告編

 10歳の天才科学者スピヴェットが、権威ある科学賞の授賞式に出席するため、個性豊かな家族のもとを離れ、アメリカ大陸を横断するという壮大なスケールの家出を繰り広げる本作。ジュネ監督は、「原作の『T・S・スピヴェット君 傑作集』を初めて読んだとき、見事な登場人物、感動的なストーリー、豊かなディテール、列車、モンタナ、開放的な空間にワクワクした。彼が最後のスピーチで全てを語るシーンには、衝撃を受けずにはいられなかった。まさに鳥肌が立ったね。そして、『この物語を映画にする』と決心したんだ」と熱い気持ちで製作に取り組んでいたことを明かす。

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 劇中で天才少年のスピヴェットを演じているカイルは、実生活でもロシア語や北京語など六つの言語を操り、7歳以下の武道選手権の世界大会で優勝するほど武術にも秀でている正真正銘の“天才少年”。オーディションでカイルを見つけたジュネ監督は、「彼には風変わりで引き込まれる力があり、唯一無二のものを感じた。並外れた子供だ」と絶賛しているという。

 スピヴェットの母親には『英国王のスピーチ』やティム・バートン監督作品でおなじみのヘレナ・ボナム=カーターがふんしているほか、ジュディ・デイヴィスカラム・キース・レニーニーアム・ウィルソンらが出演している。(編集部・井本早紀)

映画『天才スピヴェット』は、11月よりシネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

映画『天才スピヴェット』予告編 » 動画の詳細
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