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押井守、初の英語作『GARM WARS』を語る【第27回東京国際映画祭】

押井守、初の英語作『GARM WARS』を語る
押井守監督、鵜之澤伸プロデューサー

 押井守監督が25日、開催中の第27回東京国際映画祭で行われた最新作『GARM WARS The Last Druid』の舞台あいさつに、鵜之澤伸プロデューサーと登壇した。

 押井監督初の英語作品となる同作は、CGと実写を融合させたハイブリッド・アニメーション作品。惑星ガイアの衛星ANNWNでガルムと呼ばれる部族間の戦いが繰り広げられる中、群れから離れた3人のガルムが部族の存在理由を探るため、聖地ドゥアル・グルンドを目指して旅に出るさまを描く。

 冒頭、押井監督は「今を去ること15年前、3年ほど準備を進めて、隣の鵜之澤のおかげでプロジェクト中止の憂き目となった作品。中止にした男のおかげで再開となり、本日最速の上映となった」と完成まで時間がかかった原因を暴露。

 作品については「よくわからない作品」と話し会場を笑わせつつ、「先ほど実写とCGのハイブリッド・アニメーション映画と説明されたが、僕はアニメだと思っていない。当時は実写とCGの融合を触れ込みにやっていたが、今となってはCGが使われることはスタンダードになりすぎているのでアニメという必要すらなくなった」と語った。

 さらに「この映画は監督の頭に宿った妄想だといえる」と話す押井監督に対し、鵜之澤プロデューサーが「監督の頭の中は見たくない」とばっさり言い、「難解といわれる押井監督の作品を字幕付きにしたとき、字幕が付くとこんなにわかりやすくなるのかと思った」と語ると、押井監督は「字幕はしっかり読まなくてもわかる映画になっています」とすかさず反論して会場を笑わせた。(取材・文/波江智)

第27回東京国際映画祭は10月31日まで六本木ヒルズほかにて開催中


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